6月に入りようやくバルーンも外れ、体になにも刺さってない状態になりました。
ただ毎週2回の血液検査は継続中。
細菌はかなり減っているようですが・・・。
それでも通常時の数値より1.5倍ほど高いみたいです。
ちなみに入院時は30倍というとんでも無い数値でした。
そら神経やられるわ。
正直入院1ヶ月目のこの6月が一番しんどかったです。
手術後動かない右足に意識がいっていましたが、もともとは腰痛で入院していたのです。
実際手術でかなり広く切っており、皮膚と筋肉の張りはそこそこありました。
しかしリハビリで歩行器で歩くようになり頻繁に腰痛が。
理学療法士の方が言うには病気とかではなく筋肉の疲労との事。
右足だけでは無く左足の臀部の筋力も落ちており、足を前に出す時に腰をひねって出しているそうです。
その為、腰に多きな負担が掛かっておりこのような状況になってるようです。
臀部の筋力を上げるためには横になって腰上げをするのが一番らしいのですが、それどころではないぐらいイタイです。
正直リハビリが出来ないくらいにイタイです。
その結果2日間リハビリが中止に。
療法士の方にはマッサージをしてもらい、シップを貼って対応しました。
それでも2日間は本気で再び動けない状況に逆戻り。
自主練習の後きちんと休んでいなかったのが大きな原因。
オーバーワークらしいです。
しかしうちの体はどうなってんのや。
まったくいう事聞かないです。
バルーンが外れた事と、物に捕まりながらなんとか立てるようになった事から病室にポータブルトイレを設置する事に。
これは簡易式の汲み取りトイレで中がバケツになっています。
高さも普通の便器と同じなので練習にもなります。
これで第一目標にようやく到達です。
ただ部屋は歩行器も置いているので超狭いです。
一応ポータブルトイレ自体は左程苦もなく移動出来ました。
意外と普通のトイレと同じですね。
汲み取り式なので用を足したら中のバケツを代えてもらわないと次に用を足す時に匂いがヤバイです。
それでも少し人間らしくなった気がします。
ただ夜に関しては使用禁止でオムツ生活が続きます。
なんでも寝起きは筋力が3分の1に落ちるそうです。
その為に現状の筋力では深夜にポータブルトイレに移動させるわけにはいかないみたいです。
ただこういった時に限って用を足したくなります。
まだ下の世話をしてもらう結果に・・・。
しかも抗生剤の影響で相変わらずおなかはユルユルです。
昼間でも突然くると結構あせります。
実際一度あせりすぎて右足に体重を乗せすぎて膝折れを起こしてしまいました。
その結果大惨事に・・・。
人としてかなりヘコミました。
今までは自分ひとりで動作を行うリハビリばかりでしたが、今回から作業療法士の方と一緒に足を上げるリハビリに代わりました。
現状座っていても右足を前に出したり、上げたりする事が出来ません。
立つと一応足を曲げる事は出来るのですが、座っているとどうしても重力に負けてしまいます。
そこで名前は忘れましたが今回のリハビリを行う事に。
結構有名な方法らしく回復率が高いみたいです。
内容はまず先生のサポートを受けながら膝を伸ばします。
これを100回続けます。
次に同様に、先生のサポートこみで足を100回上げます。
これだけです。
正直あまりしんどくないです。
当然進むとサポートは減っていくようになります。
こうすることにより、正しい筋肉の動きを足に覚えさせる効果があるそうです。
病室でも出来る作業なので自主練習に組み込まれました。
最初は疑心暗鬼でしたが、1週間もすれば足が少しですが上がるようになりました。
スゴイです♪
手術から1か月経ったこともあり大がかりな検査がありました。
レントゲン、CT、そして地獄のMRI検査です。
MRIは30分間動く事が出来ないので正に地獄です。
一通り検査が終了し、結果としては細菌の影響はかなり減っているみたいです。
これで飲み薬の量も減るそうです。
ただ手術した箇所の背骨が少し溶けているみたいです。
これはよくある事らしいですが聞いた時は焦りました。
おそらくオーバーワークで背骨にも負担がかかったみたいです。
自主練習の量を少し控えて、リハビリの無い日曜日はきちんと休息をとるように促されました。
日曜日はほんまに何もやる事がないので結構ツライです。
それに状況からすると焦るので少しでも練習したかったのですが・・・。
ただ確実に病状自体は良くなってきているみたいです。
問題は神経がやられている右足の回復。
なんとかなるのだろうか・・・。