アトリエ考察④~アーシャのアトリエ~

アトリエ考察4回目。

今回は新シリーズ【黄昏シリーズ】第一作目の【アーシャのアトリエ】を紹介します。

今までのゆるい雰囲気から一遍する世界の終焉へと向かう黄昏の時代。

今シリーズはファンの間でも賛否が分かれるシリーズでした。

あくまで個人的な見解になりますのでご了承下さい。

それでは見ていきましょう。

アーシャ攻略●アーシャのアトリエDXの攻略● 是非ご参考に♪ ●ストーリー編 ・攻略① チュートリアル ・攻略② フィル...

アーシャのアトリエとは?

2012年6月28日にPS3ソフトとして販売された【アーシャのアトリエ】

アトリエシリーズ正規ナンバリング14作目。

正式名称は【A14 アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~】となります。

今まではサブタイトルには舞台となる地名が付いていたのですが、今作からテーマが着く事になります。

そして今作のテーマは黄昏の大地。

【アーランド】シリーズのヒットを受けて復活したアトリエシリーズ。

今作は前作を世襲するような確定路線では無くガラッと雰囲気を変えてきました。

この姿勢が【ガスト】ちゃんです!

【アーシャのアトリエ】の初週売り上げは60,000本と前作【メルルのアトリエ】より売り上げを落とす事となりました。

そしてCERO問題の流れから【コーエー・テクモ】の傘下に加わってから初の販売作品でもあります。

前述したようにこの作品は結構賛否が分かれるんですよね。

ただうち的にはアトリエの根幹である調合システムを最終段階まで突き詰めた作品だと感じています。

その為にゲームの雰囲気も合わさって初心者お断りの感じが出てしまってますが・・・。

この辺りが少し残念でした。

アーシャのアトリエの内容

今作の舞台は【黄昏の世界】。

人類が終焉へと向かう滅びの世界観なんですよね。

あちらこちらで異変が起こり、大地は割れ、水は涸れる世界。

そんな中【薬師】である【アーシャ】が行方不明になった妹【ニオ】を探す物語です。

主人公は【錬金術】を使いますが【薬師】と名乗っている珍しい作品。

もちろん今作も時間制限があります。

物語の期間は3年でそれまでに【ニオ】を助け出す事になります。

【ニオ】救出後はフリープレイとなり、各エンディングを目指すというものになります。

目的とフリープレイの2段階構造ですね。

ただ難易度はそこまで高く無く、1週目でトゥルーエンドを達成する事は可能です。

ただ今作では調合のやりこみがハンパないので、2週目プレイで調合をやりこむというスタイルになりますね。

アーシャのアトリエの特徴

一番の特徴は調合システムです。

正直今までアトリエシリーズで、ある程度調合を理解していた人でも最初はちんぷんかんぷんです。

うちも最初理解できてませんでした。

今では当たり前になっていますが、素材を入れる順番や調合スキルなども今作で生まれました。

この調合スキルがかなりのクセもの。

理解するのにかなり骨が折れます。

ただ一度理解すると調合が滅茶苦茶楽しくなります

今までの作品とは違い調合の幅が一気に広がるのでやり込み好きの人には堪りません。

しかし裏を返すとかなり調合システムが複雑になっています。

そして今作で調合システム自体が最終地点にまで到達してしまった感があります。

事実この【黄昏シリーズ】以降調合システムは【パネル錬金】【ツリー型錬金】と全く別のシステムに変えざるを得なくなりました。

調合も黄昏時だったみたいです・・・。

後は戦闘システムが大きく変更されました。

今では当たり前のサポートシステムも今作から登場。

アイテムの使用方法もCPという数値を採用しており、個人的には戦闘に深みが出ました。

ただメインシステムの日記なんですが、前作【メルルのアトリエ】の開拓と比べるとどうしても弱く感じてしまいますね。

その他にも【品評会】など色々なシステムをほり込んでますが少し雑多感が出てしまった感は否めませんでした。

アーシャのアトリエの魅力

今作よりキャラクターデザインが【岸田メル】から【左】氏に変更

淡い感じのキャラクターデザインが世界観とすごくマッチしています。

そして今作もキャラクターの魅力は健在どころかパワーアップ!

主人公の【アーシャ】はアトリエシリーズ人気投票で第4位という結果に。

更に今作は【ウィルベル】という大人気キャラが登場します。

通称【ベル】ちゃんと呼ばれるこの少女。

何と人気投票でも第6位になるのです。

ちなみに主人公以外でベスト10に入ったのはこのキャラだけです。

その他にも【オディーリア】というキャラも人気がありました。

そしてゲーム自体はグラフィックが格段に向上しています。

これはやはり【コーエー・テクモ】グループの資金力のお陰でしょうか?

音楽とのバランスも凄く良くオープニング曲【花標】はアトリエ屈指の名曲と呼ばれています。

でも最大の魅力はやはり前述の調合システムですね。

これを魅力と取るかどうかは個人の好みで別れますが・・・。

まとめ

今作は今までのアトリエと違った新境地を作った作品だと個人的には感じています。

正直調合システムの成否が今作の全てを物語っており、個人的には今作の調合にはドップリとハマりきってしまってました。

その為うちの個人的評価は100点満点中90点になりました。

純粋に調合が楽し過ぎました・・・。

今作は一番うち的な見解が出まくってます。

そんなわけで一応個人的採点は

ストーリー ★  ★  ★  ☆
システム ★  ★  ★  ★
難易度 ★  ★  ★  ☆  ☆
中毒性 ★  ★  ★  ★  ★
オススメ度 ★  ★  ☆  ☆

と言った感じですね。

ちょっとオススメ度は本当に人によります。

是非参考にしてみて下さい♪

 

満月