長かった追想編もこれでラストになります。
今回で物語の流れが全て繋がります。
郷登や沖野の正体はもちろん、2188年の事実まで全てが明らかに。
それでは最後の追想編やっていきます。
学校の理科室から物語は始まります。
そこでゲートをいじっていると森村が現れます。
そこで郷登はゲートが決められた時代にしか行けないことを皮肉ります。
そして唐突に森村に本当は森村では無く誰なのか問い詰めます。
場面は2104年に。
この時代では2064年を救うために準備をしています。
そこで郷登が調べた内容が報告されます。
それは2188年の話でインナーロシターによる記憶改ざんのニュースです。
やはりこのインナーロシターがナノマシーンであり、郷登や沖野に打ち込まれているものらしいです。
そしてこのインナーロシターの会社ニューメン社を敷島が買収する内容です。
この内容から2064年を救う最善を考える4人。
そして場面は破壊されたセクター3に代わります。
ここで千尋を発見します。
セクター0に意識データーを保管した時に森村が適合者から外れてしまっていたらしく、その為実験として千尋に意識データーをロードしていたのです。
それでも適合者の権限は戻らなかったようです。
なので保健室の森村先生は偽物であると郷登は確信していたのです。
更にその事を1985年の円盤で郷登は確認していたのです。
しかしそのデーターには郷登の記録もありました。
そこで現れた郷登は敷島のNo1だったのです。
そしておそらく殺し屋であった関ヶ原との会話記録で、森村を殺そうとする内容だったのです。
これで郷登のプロローグが終了します。
1985年森村先生が殺されます。
敷島のビルからあやめ公園に向かう郷登。
そこには千尋がいます。
千尋から森村を殺害した人物について聞かれます。
ここは関ヶ原のエピソードですね。
郷登は426の仕業だと推測します。
すでに426により4人が犠牲になり、セクター0に意識データーとしてのみ存在しているようです。
この話で違和感を覚える郷登。
なぜなら彼は如月の証言データーを見ていたからです。
426事和泉は誰も殺していない事を如月から聞いていたからです。
全ては事故であり、井田が勝手に和泉を犯人にしていたのです。
そうとは知らず森村は和泉を撃ち殺していたのです。
更に玉緒の証言データーから森村は鞍部に和泉の人格を移そうとしているのを聞かされていたのです。
そこには森村が和泉の事を愛していたのではないかと郷登が問い詰めます。
更に2188年の回想から千尋は森村千尋では無いと断言します。
そして彼女は森村博士であると・・・。
これで探索【森村千尋殺人事件】達成となります。
場面は変わりダイモスとの戦闘がはじまった1985年からはじまります。
ここで鷹宮が機兵に乗り込みます。
代わりに郷登は騎兵から降りて千尋のところに。
千尋に逃げるように伝えますが、本人は逃げません。
そして千尋は逆に郷登に森村千尋が好きだったのではないかと問いかけます。
そうです。
郷登も森村を手に入れたいが為に行動していたのです。
そのことに安心する千尋。
郷登はそのまま戦闘に向かうのでした。
幸い千尋は沢渡と如月によって保護されます。
これで探索【生き残るために】達成となります。
1985年のあやめ公園。
郷登は千尋を問い詰めます。
2188年に生き残った15人はそれぞれクローンを作成していたことを未来のデーターから突き止めていたのです。
そその15人に全てを託し、それぞれの時代を模したセクターにて生活させていたのです。
更に森村博士は自分ではないクローンである千尋に意識データーを移していたのです。
否定する森村ですが、沖野の名前に反応をします。
なんと沖野は体外受精であるものの森村博士の息子だったのです。
森村博士から息子である沖野へのメッセージを郷登は見ていたのです。
森村の生態IDを持つ冬坂のIDを使い・・・。
冬坂は森村のもう一つのクローンだったのです。
そして森村博士は最初から世界を救う気がなかった事を問い詰めるのでした。
これで探索【クローン】達成となります。
いよいよ始まったセクター4での最終決戦。
如月たちと土手に逃げた千尋ですが、ダイモスがこちらに向かってきます。
おそらく千尋をねらっているのでしょう。
そこで如月も再び機兵に乗り込みます。
この状況に千尋が行動します。
いきなり郷登を呼び出し、セクター4の円盤に向かいます。
そこで郷登の生態IDを使用して120万人の人類をセクター3へ移動させるのでした。
これは崩壊編でのシーンですね。
人類を助ける気がなかったはずの森村博士。
自分で自分の事を嘲笑するのでした。
そして全ての作業を終わらせた後比治山がアクセスをしてきます。
なぜアクセスできたのか不思議がる森村博士。
これは比治山ではなく沖野からのアクセスだったのです。
これで探索【偽善】達成となります。
これで比治山のロックがはずれます。
場面はセクター3の円盤。
全てを明らかにするため、衛星上の司令塔にアクセスします。
司令塔が地平線から現れるまで30分待つことに。
しかし何者かの手によりドロイドに襲われます。
沖野は自らを犠牲にして比治山をセクター4へ転送させます。
転送された比治山は沖野を助ける為に転移装置を使える人間を探します。
聞き込みの結果、旧校舎に向かいます。
その途中沖野から手紙をもらった事を思い出します。
そして旧校舎には南とBJが。
全てを知っているBJにより沖野を助けに行きます。
ドロイドをフェイザー銃で撃破するものの沖野は消えてしまいます。
場面は変わり戦闘中の土手に。
そこで沖野からの手紙を読みます。
沖野は何かあった時の為、比治山に12番機兵を託していたのです。
12番機兵に乗り込む比治山。
乗り込むと沖野と通信が取れるようになります。
そして遂に全てが明らかにされます。
沖野はユニバーサルコントロールにより生命維持の為世界と切り離されているのです。
そもそも世界は存在せず、人類も15人しか生き残っていなかったのです。
全てはインナーロシターが見せている幻で、15人はそれぞれ機兵のポッドの中で生きていたのです。
セクターも全てがインナーロシターの本当の役割である効果により存在していたのです。
ただこの作られた世界がダイモスに侵略されると・・・。
本体である15人の人類は死んでしまうのです。
それを阻止する為に戦い続けるしか無いのでした。
これで探索【貴様を独りにするものか】達成となり、比治山の探索が100%となります。
再び郷登に戻ります。
場面は2188年。
そこで敷島の郷登は何者かのデーターを発見します。
それは緒方稔二の父親で既に死んでいる敷島の会長緒方憲吾のAIだったのです。
実は森村がナノマシーンをばらまいたりしたのは全てこの緒方の指示だったのです。
そして箱舟計画とはこの緒方憲吾を蘇えさせるのが本当の目的だったのです。
郷登はこの箱舟計画を阻止する為にアクセスできる人物を探すのでした。
場面は再びあやめ公園。
郷登は千尋を問い詰めます。
1985年円盤内で森村は司令船にアクセスし、Dコードを排除しています。
しかし既に発動されたDコードは止める事が出来ない為、時代をループさせてダイモスを倒していくしか無いのでした。
もしイージス作戦が発動されると中枢から切り離される為、ループも消滅も出来なくなるのです。
その為イージス作戦を行おうとする森村は千尋にとって邪魔だったのです。
千尋事森村博士は最後まで緒方に操られていたのです。
この事実に対して千尋はついに全てを認めます。
そして郷登に銃を向けるのでした。
これで検索【証明完了】達成となります。
場面は比治山の続きになります。
沖野の依頼により千尋がメタシステムを起動させます。
千尋にありがとうという沖野。
息子からのありがとうに内心喜ぶ千尋。
場面はかわりあやめ公園。
郷登を銃で撃とうとしますがロックがかかり撃てません。
観念する千尋。
郷登はここで計画の先を知りたいと述べます。
そして内容を踏まえ郷登は一つの賭け提案をします。
イージス作戦を決行せずターミナルを1つ残しダイモスを撃退するので邪魔をしないでほしいという内容です。
もし無事にダイモスを撃退できれば、自分たちが自分たちの力で未来を作れると認めてほしいと。
ほとんど勝ち目のない賭け。
千尋はその賭けを了承するのです。
再び1985年の円盤。
ここで郷登は千尋に最後のお願いをします。
それは本来なら地平線の影に隠れてアクセス出来ない司令船の因幡にアクセスをしてくれという内容です。
賭けの相手にお願いするのはおかしいのですが千尋は了承し、因幡とアクセスをとるのでした。
千尋はどこかで郷登に惹かれていたのです。
そして声をかけてくる三浦に対して最後に一言『にいちゃん。がんばって。』とだけ残し、因幡との通信を行うのでした。
これで探索【最後の賭け】達成となり、郷登の探索が100%となります。
今回で追想編は完了となります。
まだ物語的には理解しきれていないところもありますが、物語の内容は全て提示されスッキリしました。
正直今回の郷登の追想編は感動しました。
千尋の言動が凄く心に響き涙腺がヤバかったです。
アドベンチャーゲームはあまり好きでは無いのですが、この作品は素晴らしいと言わざるを得ません。
次回から崩壊編を進めていきますが、まだプレイしたことのない方は是非お試しください♪