今回からアトリエの醍醐味でもある調合を突き詰めていきます。
アーシャのアトリエを始め黄昏シリーズの調合システムは、正直かなり難解で完全に初心者ほったらかしです。
ある意味旧アトリエシリーズから続く錬金システムの最終形態です。
実際次回シリーズの不思議シリーズではパネル錬金、ライザのアトリエではツリー型錬金と新しいシステムに変わっています。
ただこの難解な錬金システムですが、理解するとハマリます。
今回はひとまず品質120(今作では品質の最上限は120)の調合をやりつつ説明していきます。
基本の錬金システム
今作の錬金システムの基本です。
今まで通り素材を入れて別のアイテムに作り替えるのが調合です。
解りや易く分解すると以下の3つに分解できます。
効果・特性を発現
一番の目的はそのアイテムが持つ効果を発現させる事です。
その為には属性値を上げて、一定以上にする必要があります。
例えば匂い袋なら水の属性値を上げる事により、悪臭→刺激臭→解脱臭と効果が発現されます。
その為に水属性値の高い素材を投入する事になります。
又、投入する素材には特性が付いているものがあり、出来上がるアイテムのカテゴリーによってその特性が付与されます。
上記匂い袋なら高速使用や破壊力+などの特性が付きます。
よって、調合の基本は効果を発現させ特性を引き継がせる事が第一になります。
CPと潜在能力
アーシャの錬金レベルによりCPという数値が存在します。
各素材にもCPが付いており、アーシャのCPの数値を超えてしまった場合は投入した素材の性能は付与されなくなります。
解り易く言うとアーシャのCP数値以下で素材の投入をやりくりする事になります。
又、CPですが今作では潜在能力というカテゴリーが存在します。
潜在能力はアイテムによって必要数値が決まっており、素材のCPが必要数値を超えると潜在能力が発動します。
簡単にいうとCPが低い低レベル時のアーシャだと潜在能力は殆ど発現させられない状況になります。
CPは錬金レベルを上げたり、イベントを消化する事で上昇し、最大で120まであがります。
品質
最後に品質です。
正直品質は終盤まで無視していて問題無いです。
ただ品質が高い程、アイテムや装飾品の性能が上がります。
よって終盤のアイテムや装飾品は少しでも品質が高くする必要があります。
品質は投入する素材の品質と【素晴らしい出来】といった特性により上げることが出来ます。
逆に品質が低い素材を使うと完成品の品質は下がりますので注意が必要です。
以上が調合の基本になります。
調合スキル
上記基本を踏まえつつ、アーシャは調合スキルを覚えていきます。
下記4つがそのスキルになります。
最初解り難いですが、慣れてくると非常に便利です。
尚、スキルを使用するにもそれぞれCPが要りますし、スキルを連続して使う事は出来ません。
必ずスキル→素材投入→スキルといったように交互にしか使えません。
力を引き出す
一番最初に覚えるスキルが一番わかり難いですね。
簡単にまとめると、潜在能力のポイント数をプラス15するスキルと思ってもらうと分かり易いです。
例えばCP1の水をそのまま投入すると、当然潜在能力のポイントも1になります。
これを力を引き出すを使ってから水を投入するとなんと潜在能力のポイントは16になります。
要は潜在能力を発現させたい時に使うスキルと考えておきましょう。
力を注ぐ
一番重要なスキルです。
このスキルを使うと投入した素材をもう一度投入する事が出来ます。
例えば水を投入する前にこのスキルを使うと、投入したはずの水がもう一度使えるようになります。
この為、属性値や品質、潜在能力発動、特性付与などあらゆる場面でつかいます。
CPが続く限りループ出来ますので、品質120作成には必須のスキルにもなります。
力を移す
このスキルの使い道は1つだけ。
潜在能力を移すのに使います。
たとえば保存の壺の潜在能力【クリティカルLV3】をマギシャシートに付けたい時、このスキルを使ってから保存の壺を投入すると潜在能力がマギシャシートに移されます。
あくまで移せるのは潜在能力のみで、特性や効果は移す事が出来ません。
力を消す
覚えるのがLV45とかなり後半に覚えるスキルです。
このスキルは発現している潜在能力を1つ消す事が出来ます。
実はこれが滅茶苦茶重要です。
なぜなら潜在能力は5個までしかストックできません。
その為、必要な潜在能力が他の潜在能力に阻害されて発現出来なくなります。
その時このスキルで要らない潜在能力を消していく必要があります。
特に武器や防具に潜在能力を付ける時に必須のスキルになります。
品質120を作ってみる
上記を踏まえた上で品質120のアイテムを作ってみます。
基本となる【中和剤赤】、よく使用する【研磨剤】【蒸留水】といったアトリエシリーズではお馴染みの3品を作成してみます♪
中和剤赤
使う素材はこの2つ。
特性素晴らしい出来が付いている【ミズグモの絹糸】と【源泉の湧き水】を使用します。
ミズグモの絹糸はウィルベルのお店、源泉の湧き水はニオのお店で売っているものを使用しましょう。
ミズグモの絹糸は品質95、源泉の湧き水は品質90になります。
これを品質120の中和剤赤に調合します。
1.力を注ぐ
2.ミズグモの絹糸
3.力を注ぐ
4.源泉の湧き水
5.ミズグモの絹糸
6.源泉の湧き水
の順番で投入。
特性素晴らしい出来を2回投入することになりますのでこれで品質が30アップします。
この品質120中和剤赤が基本になりますので登録しておきましょう。
研磨剤
色々な場面で使用するので品質120の物を作っておくと便利です。
使う素材は素晴らしい出来の付いた【綺麗な鉱石】と【金のだんご】を使用します。
綺麗な鉱石はレジナのお店、金のだんごはリンカのお店で購入出来ます。
1.力を注ぐ
2.綺麗な鉱石
3.力を注ぐ
4.金のだんご
5.綺麗な鉱石
6.金のだんご
の順番で投入。
原理は中和剤赤の作成と同じです。
こちらも登録を忘れずに。
蒸留水
使う素材は上記で作成した【中和剤赤】と残りはなんでもOK。
中和剤赤以外の素材は品質が低くてもOKです。
1.力を注ぐ
2.中和剤赤
3.1~2をCPが無くなるまでループ
4.残りの素材
の順番に投入。
この調合の仕方が今作のポイントになります。
アーシャのCPが無くなると、それ以降投入した素材は一切反映されなくなります。
そこで品質120の素材を力を注ぐでループさせる事により、その素材の効果のみ反映させる事が出来るのです。
CPのシステムを理解していれば思いつきますが、これ中々深いですね。
この手法は今後も使いますので覚えておきましょう。
まとめ
出来る限り解り易くまとめてみました。
スキルを理解すれば意外とすんなり入ってくると思います。
上記はあくまでうちのやり方なので、他にも簡単に品質120に出来る方法は沢山あると思いますので是非色々試してみて下さい。
次回は装備品の強化をやっていきます。
また質問等ありましたらお気軽にお尋ねください♪