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ソフィーのアトリエ2はどうだったのか?

なんとか本編クリアーまでたどり着いた【ソフィーのアトリエ2】。

今作はどうだったのか?

恒例のうち独断の評価を書いていきます。

あくまで独断と偏見の内容になりますのでご了承下さい。

ソフィー2攻略【ソフィーのアトリエ2】の攻略まとめになります♪ 本編 ストーリーの攻略です。 本編① チュートリアル まずはお馴染みの...

世間での評価

まずは売上です。

初週売上41,000本

前作の【ライザのアトリエ2】が初週15万本だったので約1/4の売上本数です。

海外メタスコアも81点と中々厳しい内容。

ただプレイされた方々のレビューは概ね好評なんですよね。

売上が苦戦しているのは正直【エルデンリング】と販売時期がモロ被りしたのも大きな要因だとは思います。

というか決算月がある3月に発売されたアトリエシリーズはどうしても他社の作品の影響を被って売上が悪いんですよね。

昔は間を狙った6月とか9月の販売が多かったのに・・・。

この辺りは親会社である【コーエーテクモ】の意向がどうしても強く出ている感じがします。

うち的にはもう少し売上伸びるかと思ったけど・・・。

少しシビアな結果となりました。

良かった点

ここからはうち個人の所感です。

先に結論から言うと歴代アトリエシリーズの中でも屈指の良作だと感じました。

うちが感じた良かった点を3つ挙げていきます。

調合システム

前々からうちの中ではこの【不思議シリーズ】で採用されている【パネル錬金】の可能性を強く指摘していました。

通常の調合システムは正直【アーシャのアトリエ】で完全に行き詰った感がありましたしね。

【ライザのアトリエ】で採用された【ツリー型錬金】は明らかに難易度が低すぎました。(その結果【ライザ】人気と相まって新規ユーザーが増えた感は否めませんが)

そういった中で新しく改良された【パネル錬金】。

正直中毒性がケタ外れです。

一応初心者にも配慮したシステムにしようとしている感はありますが完全にコアユーザー向けになってます。

なので【ライザのアトリエ】から入った新規のユーザーにとっては少し馴染みにくかったかもしれませんがうち的にはドハマリしました。

特に【触媒アブソプタ】を使った調合がヤバすぎる

今作のキモでもあるリンクシステム。

このリンクしたマス目が消えるという発想は凄いです。

この為1個のアイテムを調合するのに何度も繰り返して最適解を導き出すのがすさまじく楽しいです。

ただ【パネル錬金】も今作で最終形態まで行ってしまった気もしますが・・・。

それにしても製作者の熱意には頭が下がります。

テンポが良い

今作は全体を通してテンポが凄く良いです。

なので物語自体ボリューム不足に感じてましたがプレイ時間を見てビックリしました。

全然ボリューム不足じゃ無いですね。

その要因として戦闘と採取が挙げられます。

戦闘はコマンド式ターンバトルに戻したのが大正解でした。

スムーズで爽快感がある戦闘システムになっておりストレスがかなり軽減されました。

今まで硬いだけだった敵もきちんと特性が出ており非常に良かったです。

前作では【ローゼフラム】1個で全て事足りていたのですが、きちんとアイテムや装備を作成しないと行き詰るようになっているのも素晴らしいです。

正に錬金RPGの面目躍如ですね。

採取も今回の天候変更システムと上手い事連動させており、【ライザのアトリエ】で好評だった所はきちんと継承していて頭が下がる思いです。

しかもマップを開けるだけでその採取地で採れる素材が一目で分ったりと今まで不都合だった所を良い感じで利便性を上げているのに驚きました。

これらが全体的に作品のテンポの良さを作り出しているように感じました。

物語が良い

元々アトリエシリーズは物語の筋を曖昧にして自由度が高い作品が基本でした。

ただ最近はきちんとストーリーを進めて行くタイプになっていて、うち的には少し取っ付き難い印象がありました。

今作も最初は少しダルさを覚えていたのですが物語が進んで行くと不覚にもどっぷりと嵌りこんでしまいました。

物語自体はベタなんですが、キャラの動きや表情が繊細で感情移入しやすくなっているのが大きいですね。

【不思議シリーズ】は【リディー&スールのアトリエ】で綺麗に完結していたので今作は少し不安があったのですがこの手があったかと感心させられました。

更にあらゆる時代の人・物が集まる【夢の世界】という設定が物語の後半【エルヴィーラ】を救う方法に繋がっており伏線の回収も丁寧にされていて素晴らしいです。

こういったガッチリした物語が組まれたアトリエも新しい魅力の一つだと考えさせられました。

悪かった点

もちろん悪かった点も当然あります。

久しぶりにバグが多発していたりとアトリエらしさもありましたがうちがやはり一番気になったのがイベントの多さです。

今作はキャライベントとシステムを連動させていましたが、それでも物語の進行を妨げるような感じがしてげんなりしました。

どうしてもギャルゲーとしての側面も持っている為致し方無いとは思いますがイベントはそろそろ本気で考えた方が良いと思いました。

昔のように特定の条件を満たさないとキャライベントが発生しないようにするとかして制限を付けた方が良いと思います。

後はキャライベントと連動したマルチエンディングが廃止されたのも少し残念ですね。

ここはアトリエの伝統として残して欲しかったです。

正直悪かった点としてはこれぐらいですかね。

相変わらず音楽は素晴らしいし、世界感も良かったです。

グラフィックはPS5に対応させていないので【ライザのアトリエ2】と比較すると多少のラグは見られましたがうちはそんなに嫌な感じはしませんでした。

総論

今作【A23 ソフィーのアトリエ2 不思議の夢の錬金術士】のうちの評価は100点満点中95点です。

これは世間の評価と比較してかなり高いと感じる方もいると思います。

ただプレイした方のレビューを見てもらっても分かるようにやればやる程良さが分かる作品となっています。

まだやり込みをやっていませんが現段階ではかなりの時間を消費する事は覚悟しとります。

いくら親会社が【コーエーテクモ】とは言え、このクオリティーの作品を毎年販売する【ガスト】の開発スタッフには尊敬の念しかありませんね。

うち的には昔見たいに販売日延期しまくっても良いんやで。

今作をまだプレイされていない方で興味がある方は是非プレイされる事を強くオススメします。

次回作も楽しみです♪







 

 

 

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