無事年内に終わる事の出来た【新サクラ大戦】。
お馴染みのプレイしての感想です。
今回はあくまで個人的な見解の雑記ブログになります。
興味のある方は是非見ていってください。
新サクラ大戦の評価
初週14万本の売上とまずまずのスタートを切った【新サクラ大戦】。
ただその後伸び悩みましたね。
過去作の最低売上が【サクラ大戦V~さらば愛しき人よ~】の14万本だったのを考えると正直微妙なラインですね。
というか旧作が基本初週で20万本以上超える作品ばかりだったのでそれと比較するのは少し無理がありますね。
ただ評価を見てみると正直低いです。
特に旧作ファンからは旧作キャラに対する批判が多く、新規の方からはボリューム不足が指摘されています。
更にウォーシュミレーションから思い切って無双タイプのアクションに変更したのが正直裏目にでてしまったのも大きいです。
明らかに調整不足ですね。
その為遣り込み要素の【いくさちゃん】を遣り込む人は殆ど居ないのではないのでしょうか?
かく言ううちも遣り込んでいません。
まあ世間一般的には厳しい評価と言わざるを得ないですね。
ここからはうち個人が感じた内容を述べていきます。
うち的に良かった所
うちは【セガサターン】からの古参ユーザーにあたります。
よって若干ひいき目な所もありますのでご了承下さい。
きちんとサクラ大戦していた
やはり一番よかったのはサクラ大戦だった事です。
今回は広井さんがノータッチだったので凄く心配しましたが、サクラ大戦の世界観だったので安心しました。
やはりこの独特の世界観が崩れていなかったのがうち的には一番良かったところです。
架空世界の大正。
大正浪漫の名の通り、この時代背景は凄く良いです。
そういえば今大人気の【鬼滅の刃】の舞台も大正ですね。
やはり作品の雰囲気づくりは大切だと改めて感じます。
ストーリのテンポが良い
ストーリーに関しましては賛否両論あるかと思います。
確かに内容的にはベタな感じが否めません。
更に物語のボリューム不足もあります。
ただ、物語の流れが良いです。
テンポが良いのでベタな内容でもスッと入ってこれました。
確かにボリューム不足感は否めませんが、変にダラダラしてなくてうち的にはこの短さは正解だったと思います。
といっても定価がまあまあ高いのでそこを考えるともう少し遊ばせてほしいという気持ちもわかります。
この辺のバランスは難しいですね。
グラフィックが素晴らしい
さすがSEGAさんですね。
グラフィックが素晴らしいです。
兎に角ヌルヌル動きます。
背景も素晴らしいですし、演出も問題無し。
映像といった観点から見ると、かなりの高評価ゲームだと思います。
それだけに、CGとアニメと一枚絵が混在しているのが勿体なかったですね。
ただフラフィックって大事だなと本当に思いました。
新作としての展開
こちらも賛否両論ありますが、うち的には過去のサクラ大戦と上手い事切り離せてたと思います。
確かに旧華撃団メンバーの扱いはどうなってんねんと思うのもわかります。
ただ新しい物語として考えると、ちょうどこれぐらいのアクセントで良いのではないかと感じています。
あまり旧作のメンバーが出過ぎるとやはりバランス的には悪くなると思います。
だから最後も殆ど触れない展開で正解だとうちは感じました。
最後に全メンバー出てきたらそれはそれでおかしかったと思います。
旧華撃団メンバーは幻都にてまだ戦っているのです。
彼女たちは強いのですから。
うち的に悪かった点
細かい点はかなりあると思いますので大きく3つにまとめます。
あくまで個人的に感じた事です。
フルボイスでは無い
これデカイです。
今のご時世【エロゲー】でさえフルボイスなのに。
折角の流れが急にストップする感じが凄くイヤでした。
もっというとボイスが入るイベントとそうでないイベントの違いが判らないのも厳しいいです。
結構シリアスな場面でボイスが無かったと思えば、白秋さんのオムライス語りにボイスが入っていたりとなんか滅茶苦茶です。
これは納期の兼ね合いだったのでしょうか?
残念でした。
バトルパートが失敗
はっきり言います。
バトルパートは大失敗だと感じています。
グラフィックも綺麗ですし、操作性も悪くない。
爽快感もある。
でも面白くなかったです。
その最大の理由は難易度低すぎます。
むしろ逆にどうやったらゲームオーバーになるのか悩みました。
落下してもダメージなし。
ボタン連打でジャスト回避できる。
そのくせ空中の敵には攻撃当らないし。
絆システムもわかり難い。
これはダメでした。
もう少し難易度を上げないと。
更にアドベンチャーパートとのリンクも弱く感じました。
合体攻撃もほとんど使わないですし。
明らかな調整不足です。
辛辣ですがゲームの特性を考えるとアドベンチャーパートとの結び付けが必須なので、バトルパートをアクションにしてしまったのは愚行でした。
やりこみ要素の不足
上記バトルパートの問題からやり込み要素が全く無いです。
恐らく【いくさちゃん】や【こいこい大戦】を遣り込み要素にする予定だったと思います。
残念ながら報酬がブロマイドで、尚且つゲーム自体が面白くないのでこれは無理でした。
そう考えると、本編とは別に寄り道してハマる部分が無いので余計にボリューム不足を感じてしまいます。
今のゲームはやはり本編とは別の遣り込み部分が不可欠です。
トロフィーなんかもその一環ですが、トロフィーの内容も正直ヒドイです。
ここは一番の猛省箇所だとうちは感じています。
アクセントがつけれませんでした。
まとめ
若干マイナス面が目立つ作品でしたが、うち的には70点の出来だと感じました。
本当に残念だったのはバトルパートです。
その為、アドベンチャーパートも少しダルく感じてしまいました。
ストーリーが秀逸なだけにもったいなかったです。
そして続編ですが、ストーリー的にはあると思います。
ただ売上をSEGAがどう思っているのか?
大コケでは無いものの、予定を下回っていると感じます。
まだまだ修正は可能な作品なので、うち的には是非続編を出して頂きたいと感じています。