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ウマ娘登場馬のザックリ解説⑬ 2000年代活躍馬③~府中の申し子~

時代は2005年。

下火だった競馬界に一頭のお馬さんが登場します。

14戦12勝。

日本競馬界が生み出した最強のお馬さん。

【シンボリルドルフ】以来の【無敗の三冠馬】。

誰もが知っている最強馬【ディープインパクト】の登場で一期に競馬ブームが再燃します。

まあ実際このお馬さんは別格ですね。

ただ残念な事に馬主さんが【金子】さんという事でウマ娘化は厳しそうです。

それ以外にも色々と版権の問題で現状ではウマ娘化されているお馬さんは少ないですね。

その為か今回紹介する5頭のうち4頭が牝馬になります。

ここは署名でもしてウマ娘化をお願いするしかないかもです。

スィープトウショウ

時代的には前回紹介した【ゼンノロブロイ】達と同じく間の世代にあたるお馬さん。

ただこのお馬さんはこの後紹介する【ウオッカ】よりも【最強牝馬】と押す声があるぐらいすごいお馬さんなんです。

ではウマ娘ではどんなキャラか?

なんと【魔法少女スィーピー】でした。

なんじゃこりゃ。

名前にある箒で掃く【スィープ】と母親【タバサ】とお祖母ちゃん【サマンサ】から安直に魔法少女にされた感がスゴイんですけど・・・。

性格は【ワガママ】でヘソを曲げると調教をしないとなっていますがここは史実のお馬さんどおりです。

では史実ではどんなお馬さんだったんでしょうか?

Twitterでうまい事言われてましたが、簡単に言うと【女性版ゴールドシップ】です。

この一言で全部わかると思います。

おそらくこのお馬さんや【ゴールドシップ】は頭が良すぎて、自分の事を馬だとは思っていなかったんでしょう。

だから気に入らない人をひたすらバカにします。

有名なのは【天皇賞秋】で【池添】騎手が気に入らないのか、鞍上に載せる事を拒否して歩いてゲートまで行かせました

完全に馬の方が人間より格上になっとります。

まあこの【池添】騎手はこの後【オルフェーヴル】にもっとひどい目にあいますが・・・。

そういった星の元に生まれた方だったんだと思います。

その他にもとにかく気分が乗らないと走らない

だから追いきり拒否でレースに出走しなかったりとめちゃくちゃです。

その為調教もまともに出来ない事が多く大変だったみたいですね。

それなのに牝馬クラシック【秋華賞】を始め、【宝塚記念】【エリザベス女王杯】G1戦3勝しちゃってます。

恐らくきちんと走ってくれていればもっと勝っていたと思われる為、【最強牝馬】と言われる事も多々あります。

まあたらればの話ですが。

そんな【スィープトウショウ】の二つ名ですが変なのばっかりです。

笑えるのが【池添絶対〇すマン】とかありました。

ひどすぎる。

まあ無難に【わがまま娘】が一番しっくりきてますね。

なんかウマ娘では【ゼンノロブロイ】と仲がいいのが少し笑えます。

カワカミプリンセス

あれだけ牝馬のウマ娘が少なかったのがウソのように牝馬ウマ娘ラッシュ。

今回は名前のセンスがどうなのかと考えさせられる【カワカミプリンセス】さんです。

ウマ娘ではお父さんにあたる【キングヘイロー】との絡みが多いですね。

なんか一流のプリンセスになる為に【キングヘイロー】に師事されているのが笑えます。

ただこのお馬さん史実では結構可哀そうなお馬さんなんですよね。

まあ父親が【キングヘイロー】という事もあり超良血馬さんなのは間違いないんですが。

その良血を証明するかのように無敗で【オークス】【秋華賞】を制覇します。

【桜花賞】に出ていれば【無敗の牝馬三冠】だったと言われていました。

そして変則三冠を目指すべくそのまま【エリザベス女王杯】に進む事に。

見事ここでも1着でゴールイン!

変則ではあるものの【無敗の牝馬三冠】達成と思われましたが・・・。

なんと進路妨害で12着降着

【メジロマックィーン】以来15年ぶりの大惨事。

鞍上していた【本田】騎手が『俺からナンボ制裁金を取ってもらってもかまわないから馬だけは勘弁してやってくれ』と懇願したのは有名な話。

その後【カワカミプリンセス】も何かを感じてしまったのか1勝もする事無く【ウオッカ】【ダイワスカーレット】の世代へと時代は流れていくのでした。

まあかなり不幸です。

そんな【カワカミプリンセス】の二つ名ですが特に見つかりませんでしたが、ファンからは【姫】と呼ばれていました。

ちなみに降着になった【エリザベス女王杯】のタイムですが、降着なので公式に計上されていませんがもちろん最速コースレコードだったようです。

ウマ娘ではまだ目立った活躍が無いのでこれからに期待です。

ウオッカ

ウマ娘チームスピカの【ウオッカ】さんです。

【ダイワスカーレット】との夫婦漫才でお馴染みです。

ウマ娘ではチームスピカの中ではなんか一番目立たない気がしますが、史実ではとんでもない化け物です。

もちろん【ダイワスカーレット】とはライバルですがそれよりもこのお馬さんは凄まじい戦績をほこっております。

それは牝馬で64年ぶりに【日本ダービー】を制したダービ馬なんです。

え・・牝馬ですよね?

そうなんです。

このお馬さんは【オークス】では無く【日本ダービー】を選び見事勝利したのです。

これとんでもない事です。

当時まだ【ディープインパクト】の衝撃から2年しか経っていない時代で更なる衝撃を競馬界に与えたのです。

しかもこのお馬さん【日本ダービー】だけでは無いのです。

【阪神JF】【安田記念】【天皇賞秋】【ヴィクトリアマイル】とG1戦7勝しています。

そうです。

【ティエムオペラオー】以来当時3頭目の【七冠馬】なんです。

もちろん牝馬では初めて!

ちなみに【安田記念】は連覇しており、これも【ヤマニンゼファー】以来3頭目の快挙。

当然こんなすごいお馬さんなのでファンが選ぶ最強馬ではなんと【ディープインパクト】に次いで2位という評価。

更には東京競馬場のメモリアルホースにもなっとります。

こんな【ウオッカ】さんですが、実は【桜花賞】【秋華賞】【有馬記念】と全てあるお馬さんに負けてしまい、牝馬の年度代表馬になる事が出来なかったんです。

【日本ダービー】勝っているのに・・・。

そのお馬さんこそ永遠のライバル【ダイワスカーレット】ちゃんです。

なんかウマ娘の人気も明らかに【ダイワスカーレット】の方が高いんですけど・・・。

見た目の差なのか?

少し可哀そうな【ウオッカ】さん。

彼女の二つ名は結構たくさんあり、一番有名なのは【史上最強牝馬】

ただこれは近年【アーモンドアイ】等の活躍からどうなのかなとうち的には感じます。

なのでやっぱりこちら【府中の申し子】が良いですね。

東京競馬場に愛されたお馬さん。

【府中専用機】とまで言われてました。

ウマ娘ではスピンオフで良いので【ダイワスカーレット】とのきちんとした話が見たいです。

ダイワスカーレット

【ウオッカ】と切り離す事が出来ない【ダイワスカーレット】さん。

両方ともウマ娘化出来たのはスゴイですね。

どちらか片方では味気ないですから。

ウマ娘では見た目から人気爆発で明らかに【ウオッカ】を上回っとります。

てかうち的にウマ娘の【ダイワスカーレット】って【リディ&スールのアトリエ】に出てくる【ルーシャ】そっくりなんですけど

見た目だけでは無く性格まで・・・

だから親近感がわきますね。

脱線しましたが史実でもこの2頭は正真正銘のライバル。

実績では【七冠馬】である【ウオッカ】に軍配があがりそうですが、直接対決では勝2敗で【ダイワスカーレット】が勝ち越しているんですね。

では【ダイワスカーレット】ってどんなお馬さんだったのか?

一言でいうとこのお馬さんも化け物です。

簡単に説明すると【幻の牝馬三冠馬】ですね。

【桜花賞】【秋華賞】と制しているものの【オークス】は【感冒】で出走回避してしまい【三冠馬】は夢と消えてしまいました。

まあその後【エリザベス女王杯】は制して【変則牝馬三冠】は達成しているんですけどね。

因みに【桜花賞】【秋華賞】には【ウオッカ】も出走しており、【ダイワスカーレット】は見事勝利しています。

一言つえー。

更に【ウオッカ】の64年ぶり牝馬【日本ダービー】に対抗するかのように、このお馬さんは34年ぶりに牝馬で【有馬記念】を制覇しています。

どんなけライバルやねん。

最終的にはG1戦4勝

そして全12戦100%連帯

つまり生涯12戦走って1着と2着しかとった事がありません。

記録的にも12連続連帯となり【ヒシアマゾン】と同率でJRA3位の実績となります。

控え目に言ってもほんま化け物です。

こんな成績からついた二つ名が【ミスパーフェクト】

ウマ娘ではツンデレ巨乳キャラですがとんでもないお馬さん。

後余談ですがお父さんは以前紹介した【アグネスタキオン】さんです。

そういえば【BNWの誓い】では抱き着いていましたね。

この辺りの絡みも今後楽しみです。

スマートファルコン

ある意味このお馬さんがウマ娘になるとは想像の斜め上いきました。

ウマ娘では何故かアイドルをめざしているお馬さん。

なんか【サイレンススズカ】とか【ミホノブルボン】を巻き込んで【逃げ切りシスターズ】を結成していましたね。

そして同期の【エイシンフラッシュ】が一番仲が良く絡みも多い感じです。

そんな【スマートファルコン】さんですがG1戦未勝利です。

というかこのお馬さんは【ダート馬】さんです。

更に言うと、中央でG1戦には出ず地方競馬の重賞レースを勝ちまくり獲得賞金は9億円を超える名馬なんです。

あ、そうか。

この行動は当時【ドサ周り】や【地方荒し】って揶揄されていたんで、そこから【ドサ周り】する【アイドル】に重ねたのかも?

あくまでうちの推測ですが・・・。

こうやって考えるとウマ娘の設定って面白いですね。

もちろんこのお馬さんただ単に地方競馬で勝ちまくっていたわけではありません。

このお馬さんの目的は競馬の最高峰である【ドバイワールドカップ】に参戦する事だったのです。

【ドバイワールドカップ】はダートレースになります。

なので【スマートファルコン】は【エイシンフラッシュ】と共に世界の大舞台に挑戦します。

ただ興奮しすぎてゲートが開く前にゲートに衝突し10着惨敗

このレースの後に【屈腱炎】を発症して引退してしまいます。

なかなかアイドルにはなり切れなかったみたいですね。

ただこのお馬さんの脚質は久々登場の【逃げ】であり、鞍上が武豊だったことから【砂のサイレンススズカ】という二つ名が付いています。

他馬の二つ名に使われる【サイレンススズカ】のチートっぷりが逆に怖いです。

ウマ娘で育成実装されたら今度こそアイドルにしてあげましょう♪

 

 

 

 

 

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