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ウマ娘TGA受賞!躍進が止まらないグローバル版

日本時間2025年12月12日に発表されたTGA(ザ・ゲーム・アワード)にてモバイル部門で最優秀作品賞を受賞したウマ娘。

2025年6月にグローバル版がリリースされ、まさかの結果となりました。

日本でもなんだかんだ巨大なコミュニティを築き上げ、根強い人気を誇っているこの作品ですが、果たして現状はどういった状態なのでしょうか?

今回はTGA受賞に伴う、ウマ娘の現状について見ていきたいと思います。

まさかのTGA受賞

うち個人的には正直ウマ娘のTCA受賞には本当に驚きました。

そもそもこの作品自体2021年のゲームで、ぶっちゃけノミネートされたこと自体が奇跡だったのです。

ただノミネートされた時点では受賞するような雰囲気がプンプンしていたのですが、今まで日本のガチャゲームは一度も受賞していなかったため微妙だと思っていました。

一応、下馬評では「Wuthering Waves(鳴潮)」と一騎打ちとなされいましたが、ゲームとしてだけではなく社会現象に近い動きを見せていたウマ娘が競り勝ったという形ですね。

ノミネート作品は以下の5つになります。

・Umamusume: Pretty Derby(ウマ娘プリティダービー)

・Wuthering Waves(鳴潮)

・Destiny: Rising

・Sonic Rumble

・Persona 5: The Phantom X(ベルソナ5ザ・ファントムX)

地味にペルソナが入っているのが意外でした。

正直なところ受賞理由についてTGA自体が細かい採点表を公開しているわけではないため、「なぜウマ娘だったのか」は分かりません。

一部報道では陪審員の70%がウマ娘に投票したなんて話もあるので、意外と圧勝だったのではないでしょうか?

実際にノミネート作品の名前が読み上げられた際にはウマ娘だけ大歓声が上がっていました。

これはTGAではかなり異例のことであり、ゲームをしない人でもウマ娘を応援していた人がいたと言われています。

この辺りは日本と似ていますね。

ではなぜウマ娘のグローバル版はここまで支持を得ることができたのか?

うちなりに考えられる点を挙げていきます。

ウマ娘が海外で受け入れられた理由

理由は大きく分けて3つ。

まず1つ目の理由は「新しいゲームとしての魅力」です。

そもそも海外ではガチャゲームの評判は高くなく、特に日本の作品はかなり苦戦する傾向がありました。

そんな中でリリースされたウマ娘。

よくある戦闘RPGではなく、競馬レースという目新しいジャンルが話題を呼ぶことになったのです。

自分のウマ娘を育ててレースで勝たせる。

この海外にはなかった新しいゲーム性が受けたのではないでしょうか。

そして2つ目の理由が「圧倒的な完成度」。

ウマ娘は日本版のサービス開始が2021年であり、2025年のグローバル版サービス開始時点で既に数年分のシナリオ・育成ロジック・UI改善が蓄積されていました。

そのためゲームとしての完成度が圧倒的に高かったのです。

特にレースシーンやライブシーンの要となる音楽・演出の出来は他の追随を許さないレベルだったと言えるでしょう。

その証拠に「うまぴょい伝説」などはゲームを知らない人にも知っているレベルになっていました。

もちろんウマ娘というキャラのデザイン性が多くの人に刺さったのも大きかったでしょう。

そして最後3つ目は「競馬というリアルとのリンク」。

これは日本でも起こった現象ですがゲーム内のウマ娘を見て実際の競走馬に興味を持ち、ギャンブルではなくスポーツとして競馬を調べる人が海外でも急増したのです。

この辺りは意外すぎる結果ですね。

なぜなら当初は日本の競走馬がモチーフのため、海外の人は興味を抱かないと考えられていました。

ところが多くの海外ユーザーは実馬のハルウララに生牧草を送り、メイショウドトウのクラウドファンディングに参加するようになっていたのです。

そして気が付けば2021年の日本と同じように、1つのムーブメントとして認識されるようになりました。

そう考えるとウマ娘が受賞したのは当然のことだったのかもしれません。

ウマ娘の現在

グローバル版のリリースに伴い、ウマ娘は現在どうなっているのか?

まずはCygamesの2025年9月期決算の数字をみてみましょう。

・売上高 : 1375億2800万円(同3.0%増)
・営業利益: 331億5800万円(同103.3%増)
・経常利益: 330億4500万円(同103.5%増)
・最終利益: 217億8200万円(同136.5%増)

めっちゃ儲かってますやん。

一応これは「シャドウハーツ」の新作の効果もありますが、ウマ娘グローバル版の大ヒットの影響に他なりません。

ちなみにウマ娘が日本でリリースされた2021年は売上約2221億の最終利益約638億だったらしいです。

なんの数字なんだろ…。

そして現在グローバル版のウマ娘はSteamの同接は1万から2万の間で、一時期8万あったのを考えるとかなり下がってはいます。

ただ売上に関してはほとんど変わっておらず、おそらく多くのユーザーがPCではなくモバイルに移行したためでしょう。

特に11月のアップデートから海外人気は再燃しており、留まるとことを知らない状態になっとります。

同時に日本でも復帰勢や新規ユーザーが増えており、一時期のオワコンから盛り返している状態な。

まさにグローバル版のリリースが好循環を生んでいる感じです。

来年は日本では5周年を迎え、しかも午年という何かありそうな予感がするウマ娘。

今後もしばらくの間は、人気コンテンツとして君臨し続けるでしょう。

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