発売まで色々と紆余曲折があったグランブルーファンタージーリリンク。
現在かなりの好評価を得ているようなのでうちもプレイしてみることに。
今回はそんなグランブルーファンタージーリリンクの感想を紹介していきたいと思います。
巷では神ゲーとまで呼ばれてるグランブルーファンタジーリリンク。
実際にこのゲームは神ゲーなのか?
結論からいうと間違いなく神ゲーでした。
純粋に面白かったですね。
基本うちはアクションRPG自体はあまり好きではなく、せいぜいモンハンをやるぐらいでした。
そしてグランブルーファンタジーというIPも格ゲーで少し触れただけで詳しく知りません。
それなのに純粋に面白いと感じてしまいました。
そもそもこのゲームは2016年に最初のPVが発表され、2024年2月1日に販売されたゲームになります。
つまり開発に7年以上もかかっていたんですね。
しかも2019年にはアクションパートを請け負っていたプラチナゲームズが開発から抜けるという大トラブルまで発生していました。
そもそもプラチナゲームスは【ニーア・オートマタ】など人気アクションRPGを作成している会社で、このことからグランブルーファンタジーリリンクも期待されていたのです。
その根幹となるプラチナゲームスが抜けたことで、発売できないのではないのかと憶測が流れていました。
それもそのはず。
サイゲームスは今まで自社でコンシューマー作品を作ったことが無かったのです。
これは誰の目からみても開発中止だと思いますよね。
実際サイゲームスもかなり迷ったのではないでしょうか?
ただその途中で追い風として【ウマ娘】の驚異的大ヒットが発生します。
社会現象いにまでなった【ウマ娘】。
当然その収益は当時のサイゲームスにとっても、会社の仕組みが変わるほど膨大なものでした。
そしてあくまで推測になるのですが、【ウマ娘】の売上によりグランブルーファンタジーリリンクの開発は続けられることになったのです。
そう考えるとやはり【ウマ娘】の存在は偉大すぎますね。
こうして【ウマ娘】の大ヒットからさらに3年近く経った2月1日、ついに今作は販売されることになったのです。
複雑な経緯のもと世に放たれたグランブルーファンタジーリリンク。
プレイしてみた感想ですが、全てのクオリティが高すぎると感じました。
まず一番最初に驚かされたのが、懸念されたアクションゲームとしての出来栄え。
おそらくベースは既にプラチナゲームスが開発した後だったのか、とんでもないレベルの操作性になっていました。
技の連携や通常の動きなど、操作レスポンスが滅茶苦茶良かったです。
特にソシャゲでもメインになっている【フルチェーン】のシステムがうち的にはかなり良くて、ゲーム自体に形容しがたい爽快感を生み出していました。
いくらプラチナゲームスが基礎を作ったとはいえ、サイゲームスの開発力の底力には恐れ入ります。
そしてグラフィックや演出に関しても神ゲーレベル。
グラフィツクは細部まで丁寧に書き込まれていて、キャラの表情や個性なんかも細かく描写されています。
特にキャラ描写に関しては本当に良かったですね。
うちはソシャゲ自体はやったことがないのですが、格ゲーでカタリナを使っていました。
ただどんなキャラか全く知らず、性能と見た目だけで使っていたのです。
それが今回このゲームをプレイしたことでカタリナというキャラがよく分かり、ますます好きになりました。
それぐらいグランブルーファンタジーを知らない人でも感情移入できるように作られているのです。
さらにこのゲームの凄いところはそのキャラを活かしたゲーム性。
先ほど説明したアクションゲームとしてのクオリティですが、このゲームは使用できる19人すべてアクションや設定が違うんです。
そのためキャラを変えることで常に新しい感覚でゲームをすることができるんですね。
そのうえエンドコンテンツもきちんと用意されていて、マルチプレイまでできるという非のつけようがない作り。
正直サイゲームスがここまでのゲームを作ったことに驚きを隠せません。
ただどんな神ゲーでも必ず不満点は存在します。
当然グランブルーファンタジーリリンクにも残念な点が数点ありました。
これはあくまでうちがプレイしていて残念に思った点です。
あくまで個人的な感想なのでその辺りは了承してください。
まず単純にゲームが短すぎます。
もちろんエンドコンテンツややり込み要素はあるものの、メインシナリオがあっけなく終わってしまった感じがしました。
そのため少し消化不良感を感じてしまったのです。
うちは基本的にやり込みながら進める方なんですが、それでも10時間ちょっとでクリアしました。
さすがにこれは短すぎませんか?
本当に「え、もう終わり?」と感じてしまいました。
いくらやり込み要素があるとはいえ、もうちょっとボリュームが欲しかったです。
そしてうちが一番気になったのがマップが表示されないこと。
このゲームは前述の通りグラフィックがかなり作り込まれています。
そのため普通に道に迷いまくりました。
しかも道に迷うのが拠点となる街中。
クリアした現在でもどこにどのお店があるのか把握していません。
しかも街中には鍵であける宝箱があるんですが、鍵を見つけてからもう一度宝箱を探すのに一苦労しました。
フィールドでマップが存在しないのはまだ分かりますが、街中でマップがないのはちょっと辛かったです。
同時にこれはあくまでうち個人の問題なんですが、カメラワークが激しすぎて3D酔いしかけました。
まあこれは慣れてくれば問題ないのですが、前述のマップがないことと相まって結構苦しかったです。
ゲーム全体の出来を考えれば、本当に些細なことなんですけどね。
このようにマイナス面はあるものの、総じて神ゲーと呼んで差し支えのないグランブルーファンタジーリリンク。
プレイを迷っている方はぜひ一度手にすることをオススメします。