ライザのアトリエ ～常闇の女王と秘密の隠れ家～_20191002190314
今回もやります。
恒例のアトリエはどうだったのか？
今回無事クリアーしましたＡ２２【ライザのアトリエ～常闇の女王と秘密の隠れ家～】についての考察です。
今回は攻略じゃないです。
又個人的見解が多分に含まれています。
あくまで趣味的発現なので、それでもいいよって方は読んでいただけると嬉しいです。
※２０２０年2月14日現在ライザのアトリエの売上本数が35万本を突破しました。
これは単体タイトルとしても、ガストの作品としてもぶっちぎりのＮｏ１売上本数です。
まさに起死回生の大逆転！
アトリエの未来は明るいです。
いきなりですが初週の売上からライザを見てい行きます。
下の表は近代アトリエ（萌えアトリエ）と区分されるアーランドシリーズＡ１１【ロロナのアトリエ】以降の初週売上をまとめたものです。
プラットホームは合算しています。
| ロロナのアトリエ（アーランドシリーズ） | ４３，０００本 |
| トトリのアトリエ（アーランドシリーズ） | ５４，０００本 |
| メルルのアトリエ（アーランドシリーズ） | ８２，０００本 |
| アーシャのアトリエ（黄昏シリーズ） | ６０，０００本 |
| エスカ＆ロジーのアトリエ（黄昏シリーズ） | ５７，０００本 |
| シャリーのアトリエ（黄昏シリーズ） | ４４，０００本 |
| ソフィーのアトリエ（不思議シリーズ） | ６８，０００本 |
| フィリスのアトリエ（不思議シリーズ） | ４４，０００本 |
| リディ＆スールのアトリエ（不思議シリーズ） | ３７，０００本 |
| ネルケと伝説の錬金術師（２０周年記念作品） | ３１，０００本 |
| ルルアのアトリエ（アーランドシリーズ） | ４０，０００本 |
| ライザのアトリエ | ７９，０００本 |
数値は四捨五入してます。
一目瞭然ですね。
はい。
売れました。
しかもドラクエ筆頭にビッグタイトル目白押しの中堂々の２位です。
そして近代アトリエでは【メルルのアトリエ】に次いで２番目の初速売上です。
ちなみに【メルルのアトリエ】は最終２０万本越えのヒット作となり、ガストの単体タイトルでは一番の売上作品です。（廉価版などを含むと【マリーのアトリエ】が最大売上）
それに次ぐ売り上げです。
この要因はやはり【ライザ】というキャラの先行人気が大きかったと思います。
【ふともものアトリエ】と呼ばれたり、Twittreのトレンド入りしたり、コミケでの宣伝、ＴＧＣでの【フューチャー賞】受賞と話題がかなり先行していました。
そしていざゲームが販売してプレイしてみると・・・面白い。
肯定的な意見が多く、迷っていた一般ユーザーも結構購入されたと思います。
それに一番の変化はバグが無い。
フリーズが無い。
そうです。
アトリエのお家芸が無いのです。
うち的には少し寂しいですが・・・。
前作の【ルルアのアトリエ】が評判悪かったので、今作【ライザのアトリエ】は救世主となりました。
アトリエはオワコンと呼ばれる度にこうやって息を吹き返してきました。
だから２２年続いているのです。
今回も見事数値的には復活しました♪
ここからはうち個人の【ライザのアトリエ】が良かった点を見ていきます。
古参プレイヤーの中には凄く評価が低かった方もおられます。
その気持ちも少しわかりますが、うち的にはなんだかんだ言ってアトリエだったと感じました。
ライザと言うキャラが良くも悪くも魅力的な為、性的な雰囲気が出過ぎる心配がありました。
アトリエは百合要素こそあれ性的要素はご法度です。
それが上手く払拭されていて、ライザと言うキャラが上手くハマったと思います。
ストーリーが少し重いにもかかわらず、アトリエが持つ【やさしい世界】は具現されていたと思います。
最近のアトリエにしては、キャラ先行だったのにキャラ依存しなかったのが良かったです。
キャラが媚びていないのでアトリエの世界感が保たれた感じがします。
正直キャラとしては【ロロナ】や【トトリ】【ソフィー】らの方がインパクトがあり、人気があると思います。
そういった意味でもライザというキャラは絶妙だったと思います。
きっちりアトリエでした。
戦闘・調合のシステムはもちろん、既存のアトリエの概念そのものを良い意味でぶち壊しました。
確かに馴れるまで違和感ありまくりでしたが、丁寧なチュートリアルはじめ、やり込めばやり込む程面白くなりました。
上記とは矛盾するのですが、ストーリの流れ等を含めてアトリエのイメージを払拭しています。
【世界を救うのはもう飽きた】から【人知れず世界を救う】に。
古参の方が拒絶反応を起こした部分でもあり、うちも全く違和感ないかと言われるとありますが、トータル的に見てこれで良かったと思います。
新しいアトリエへ。
ニューワールドオーダーです。
これが一番心配していた点でした。
やはり【ルルアのアトリエ】で古くささを感じてしまった部分がありました。
丁寧に作られてはいるが、古臭い。
そんな感じを受けていました。
それが今回一新されました。
グラフィックが凄いです。
綺麗で引き込まれます。
３Ｄ処理もスムーズです。
そして何よりバグやフリーズが無い。
これは凄い。
むしろうち的にはなんか物足りないぐらいです（笑）
きちんとブラッシュアップされていて今作は本気度が違いました。
これからもこのクオリティーを維持してくれると信じています♪
当然全てを満足しているわけではありません。
これはあかんやろって点もあります。
今回グラフイックが上がった事もあり目に付いているだけかもしれませんが、ＮＰＣが雑過ぎます。
クエストキャラの動きが鈍すぎます。
表情も無表情でホラーゲームかと思いました。
これは明らかに間に合わなかったのかもしれません。
動きが拙くても丁寧に作っている感があれば問題無いのですが、今作はそれもありませんでした。
ここはかなり残念でした。
【ＮＥＷ ＧＡＭＥ】では無いですが、ＮＰＣ一人一人にまできっちり魂こめて改善して欲しいです。
これは最近のアトリエに多いのですが、ボスキャラが無駄に硬いです。
今回は戦闘システムがかなりスピーディーになっているものの、それでも時間掛かり過ぎです。
これは改善して欲しいです。
単調な作業の繰り返しになるので萎えます。
今回ＲＰＧ色が強めに出ているので戦闘は結構試行錯誤されたとは思います。
ただそういった意味も含めて、戦闘システムはもう少し改善していく必要がありますね。
今作【ライザのアトリエ】はうち的には１００点満点中９０点の出来だと思います。
まだやり込んでいないのでクリアーした現段階の評価です。
これはアトリエシリーズでもかなりの良作です。
今後アイテム調合のやり込みやＤＬＣなんかで色々違う側面が見えて来ると思いますが、現段階では絶対プレイする事をオススメします。
ただ時間はガッツリ持ってかれます。
うちもまだ全部レシピ開放していないし、クエストも何個か残ってます。
まだまだ遊べそうです。
ガストちゃんありがとう♪
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