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面白くない訳ではないんだが…

2025年冬アニメもいよいよ大詰め。

うち的には今期はぶっちゃけ当たり外れが大きかった気がします。

そんな中でも特に「面白くない訳ではないんだけど、なんか一味足りない」と感じるような作品もたくさんありました。

実際につまらなかったり作画が崩壊しているわけではないので、なんだかんだ見続けているものの何かしっくりこない。

なぜなんだろう?

今回はそんな作品を3つほど紹介したいと思います。

天久鷹央の推理カルテ

1つ目は「天久鷹央の推理カルテ」。

原作は新潮文庫から出版されている推理小説で、累計350万部を誇る作品になります。

漫画化などのメディア展開がされている小説で、アニメだけではなくドラマも決定しており現在かなり注目を集めていると言えるでしょう。

内容的には主人公にして天才女医である天久鷹央が、難事件を解決していく医療ミステリーでよくある才的な主人公による無双ものですね。

この作品、誤解が無いように言っておきますが滅茶苦茶面白いです。

ありきたりな推理者と比較してもかなり設定がねられており、うちもあっという間に話に引きずり込まれました。

よくよく調べると作者である「知念実希人」先生は現役の内科医だとか。

そりゃこのクオリティの作品になりますわ。

原作は読んだことはありませんが、アニメの方もかなりハイクオリティな出来となっています。

作画や演出はもちろん、話のテンポが小気味いい。

見ていて全く疲れない上に、物語が面白いので時間を忘れて見れました。

ただ、何かが物足りなく感じてしまうんですね。

前述の通り、原作はラノベでは無く推理小説になります。

そしてこの原作も結構賛否両論別れていました。

否定的な意見の中には「ありえない展開が多すぎる」というものがあり、なまじトリックが現実的すぎるために違和感を感じた声が多いみたいです。

これと同じ感覚をうちも受けていました。

簡単に言ってしまうと「これ、アニメでやる必要ある?」と感じたのです。

もちろんキャラデザは「灼眼のシャナ」でお馴染みの、「いとうのいぢ」先生ということでアニメよりには違いありません。

ただアニメにしたことで良質な推理ミステリーがチープになった印象を受けてしまいました。

よく実写化して非難される作品がありますが、この「天久鷹央の推理カルテ」はアニメ化にはあまりフィットしていないのではないでしょうか?

あくまでうち個人の感想ですが…。

もちろん作品としては面白いですし、アニメも毎回楽しませてもらっています。

ただなにか違和感がぬぐえないんですよ。

この違和感は作品がそれだけ素晴らしいからこそ、感じるものなのかもしれません。

もちろんアニメは最後まで見ますし、そらくドラマも見ることになるでしょう。

逆にドラマがどのようなクオリティになるのか、そしてそれが答え合わせになるような気がしますね。

わたしの幸せな結婚

2つ目「わたしの幸せな結婚」。

2023年夏アニメとして1期が放送されたこの作品。

原作は「小説家になろう」発のライトノベルで、祖発行部数900万部の作品になります。

こちらは実写映画化もされた作品で、アニメ1期でも爆発的人気を博していました。

そして満を期して放送されたアニメ2記ですが、こちらも間違いなく面白いです。

作画も文句ありませんし、やはり主人公の美世さんがなんとも言えませんね。

健気過ぎてたまりません。

ただこちらも面白いのですがなにかが足りない。

いや、「わたしの幸せな結婚」に関しては足りないのではなく、超えてこないと言った方が正しいでしょう。

この2期はどちらかというと異能バトルが前面に押し出されていて、1期とはかなり内容が変わっています。

これはこれで見ごたえがあって面白いのですが…。

やっぱり心のどこかで1期と比較してしまうんですよね。

これは物語の流れの問題であり2期を否定するわけではないんですが、1期の方が面白かったと感じているのです。

正直この辺りは好みの問題でもあるんですが…。

ただ2期の評価は1期ほど高くなく、「メダリスト」や「薬屋のひとりごと」に引き離される結果となっています。

多くの人がうちと同じように、何か違和感を感じているのではないでしょうか?

それでもアニメの出来としてはトップクラスの良作には違いありません。

今後終盤でもうひとはねしてくれること期待したいですね。

SAKAMOTO DAYS

3つ目「SAKAMOTO DAYS」。

おなじみ「週刊少年ジャンプ」で連載されている累計700万部を超える漫画作品になります。

こちらの作品…面白いんですが結構炎上していますよね。

でもこれって正直仕方がない点が大きいと思います。

その理由はいたって簡単。

初期の頃の内容と、現在人気が爆発している展開とが違いすぎるかららです。

これってジャンプ系の作品によくある現象で、「怪獣8号」なんかも同じパターンでした。

「SAKAMOTO DAYS」はその戦闘シーンが高い評価を受けている作品なんですが、最初の頃の内容は戦闘シーンがかなり少な目かつ単調なんです。

なので多くの読者は「おもっていたより迫力がない」と感じてしまい、批判の方が多くなってしまったんですよね。

これはちょっと不憫すぎる気がします。

ただ内容はさすがジャンプでも人気作ということもあり、面白さ自体は問題ありません。

ただこちらも期待値を超えられなかったというところでしょうか。

おそらくアニメ2期も作られると思われる今作。

どこまで巻き返すが見ものです。

満月

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