あっという間に入院して1か月近くた経ちました。
入院生活には慣れてきましたが相変わらずツライ日々。
面会も少しは緩められたみたいで気は少しはれてきました。
それでもあんまり誰もこないけど・・・。
ツライ。
今回も地獄の入院生活をやっていきます。
病院の風呂は週1回のみです。
しかも午前中に病棟の患者さん全員を入れます。
流石にこの時は看護師さんたちも殺気だっていて全然優しくないです。
基本普通人歩いては入れる人、車いすで入る人、ストレッチャーで運ばれる人の3種類に分けられます。
うちはまだストレッチャーで運ばれるタイプです。
浴場に着くと裸にされてストレッチャーの上で洗われます。
これが凄く情けないです。
この時ひげも剃りました。
正直1か月伸ばしっぱなしだったので仙人みたいになってました。
歯磨き同様に病室でも看護師さんを呼べばひげは剃れるのですが、めんどくさかったので今回初めて剃りました。
その後ストレッチャーのまま湯舟に。
正直これかなり怖いです。
気持ちいいとかよりも怖さの方が勝ります。
2~3分ほど湯舟に使ったらそのまま体を拭かれて服を着せられます。
ちなみに病服は1日70円かかります。
しかも週3回しか着替えありません。
でも意外とリハビリ以外は体がそんなに汚れたり、汗が出たりすることはありませんので普通に生活するよりかは清潔かも。
しかし入院すると色々細かいお金が出ていきます。
現状一つ困った事があります。
それは尿閉塞です。
排便に関しては元に戻ってきたのですが、尿が自分の意志で出ません。
6月に入りバルーンを外しましたが中々出ない為泌尿器も受ける事になりました。
ただこちらの方はずっとバルーンを刺していた為膀胱の動きが弱くなっているのが原因のようで、尿道を広げる薬と膀胱を活性化する薬で様子を見ることに。
ここからが地獄です。
規定の尿が出なかった場合、管で無理やり排尿させられます。
めちゃくちゃイタイです。
ただでさえ足が動かないのにこの仕打ち。
幸いなことに1週間程で薬が効いていたのか普通に排尿できるようになりました。
これは本気で助かりました。
それでも週1回の検診で膀胱に400㎜以上あれば管をさされるシステムは継続。
普通に出来ていた小便すらこの有様・・・。
冷静に考えてここまで悪化している状況にショックを受けます。
6月に入った事もあり、5月分の請求が来ました。
手術を行った事もあり、シラフの金額は百万越えです。
ここから健康保険の3割負担と高額医療請求の上限が発動します。
ここで大きな誤算が・・・。
医療費自体は上限額いっぱいで収まるのですが入院費は別途です。
これ保険効きません。
当然高額医療も効きません。
上記の病服のレンタル料金を始めクソまずい食事代、おむつ代に部屋代となんだかんだで20万円近くいきます。
そうです。
治療費とは別で入院するだけで20万以上無くなります。
治療費と合わせるとひと月で36万円ほどの支払が待っています。
これは正直キツイです。
下の世話とかしてもらっているので申し訳ないなと思っていた感情が、こんなけお金とってんのやからすぐイライラすんなやと思うように・・・。
一応入院保険は入っていますので月々15万ぐらいは戻ってきますがイタイ出費です。
リハビリは引き続き段差と歩行器を継続して行っています。
バルーンが外れたのでかなりやりやすくなりました。
作業療法士の段差ではやはり右足の上がりが悪く、太ももの付け根の筋肉が反応しきっていないそうです。
5段階評価で1らしいです。
全然ダメダメです。
その為プラスでもも上げと横になっつての足上げが追加されました。
ただこれ自力では全然上がりません。
自分の手で補助しながら自主練する事に・・・。
前にも書きましたが動かないものを無理やり動かすのはかなり疲れます。
本当に10回ほどでバテてきます。
これを毎日最低でも100回やることに。
リハビリ以外の時間も自主練の嵐です。
歩行器の方も普通に歩けるようになったので、病棟内で看護師さんが多い昼間の間だけ練習できるようになりました。
これも正直きついです。
30分も歩けばヘトヘトです。
体力もそうですが、右足の筋持久力が無い為に膝が震えてきます。
リハビリの先生は順調に回復してきていると言われますが・・・。
ゴールが見えないです。