うちは基本的にソシャゲはあまりやりません。
やっても課金とかはせずチマチマやるタイプでした。
なによりソシャゲ自体に面白みを感じず、暇つぶしにやるイメージしか持っていませんでした。
そんなうちに思いっきり刺さったゲームが現れました。
そうです。
セルラン一位をぶっちぎる【ウマ娘】です。
これアニメもやっていて進められるまま神回の10話を見てしまい、とんでもない事になってしまいました。
この歳でギャル育成ゲーをやる事になるとは・・・。
といってもゲーム自体の攻略は課金のせいもありイマイチ乗り気ではなかったので、今回は登場するウマ娘の元ネタになった馬を紹介していこうと思います。
ちなみにうちが競馬をリアタイでがっつりはまったのは1990年~2000年ぐらいまで。
その前後は正直名前だけ聞いたことのあるレベルなのでほんまにザックリ解説になりますし間違いがあるかもです。
皆さんがお気に入りのウマ娘の参考にしてもらえれば幸いです。
一応年代ごとに載せていきます。
ウマ娘で一番年代が古いのは【マルゼンスキー】さんです。
なんと活躍していたのは1976年~1978年です。
流石に名前しか知らんとです。
その為かウマ娘でも少し古い?感じのキャラで描かれており、ナウイとか死語を連発しています。
しかもその間違った知識を【シンボリルドルフ】達に教えている中々のイタさ炸裂ウマ娘になっとります。
ただ実際はかなりの名馬らしく、日本最強馬と称されることもあるほど。
実際過去のアンケートでは【シンボリルドルフ】【シンザン】についで第3位の最強馬という結果も出ているぐらいです。
ただこの馬は実はG1未勝利なんですよね。(一応現在ではG1である【朝日杯3歳ステークス】は勝利しています。)
ウマ娘には結構G1未勝利馬が出ていますがこのお馬さんの場合は特別で、外国で生まれてから日本に来た【持ち込み馬】だったのです。
【持ち込み馬】は【日本ダービー】などのクラシックと呼ばれるメインレースに出走する事が出来ず、実質G1で出れるのは【有馬記念】【宝塚記念】ぐらいだったんです。
『賞金もいらいない、28頭立ての大外で構わない、決して他の馬の邪魔はしないのでダービーに出させてほしい』と懇願した話はあまりに有名です。
しかし残念ながらその願いはかなわず、その為かすぐに引退して種牡馬入りしちゃったんですよね。
残念です
そしてこの馬は恐ろしい事に一度も負けたことが無いのです。
8戦8勝の無敗お馬さんなんですよ。
更にレース内容が恐ろしくて全8戦で2着との差の合計は61馬身と1レースあたり7.7馬身差をつける化物っぷり。
もちろんコースレコードなんかもバンバン叩き出していてみたいです。
そういったレース内容から日本最強馬と呼ばれる事が多い名馬中の名馬さんです。
ちなみに当時の世相を体現するかのようについた二つ名は【スーパーカー】らしいです。
そのまんまやん。
次に紹介するのはなんかアニメに少しだけ出ていた【ミスターシービー】です。
ウマ娘ではなんか【メジロマックイーン】の勝負服と頭の帽子が思いっきりかぶっています。
そんな【ミスターシービー】ですが1982年~1985年に活躍した馬で会長事【シンボリルドルフ】らと競馬ブームを巻き起こした名馬なのです。
この馬はなんと当時史上3頭目となる【三冠馬】なんです。
しかも【シンザン】以来19年ぶりの【三冠馬】だったので当時の熱狂は凄かったと思います。
あ、ちなみにここでの三冠とはクラシック三冠と呼ばれる【皐月賞】【日本ダービー】【菊花賞】の事です。
牝馬三冠は【桜花賞】【オークス】【エリザベス女王杯】(現在では【秋華賞】を指します。
後このお馬さんかなりのイケメンだったらしくこんな美しい馬は見たこと無いと言われていたそうです。
はやくウマ娘でもきちんと登場してほしいですね。
戦績的にはクラシック三冠と【天皇賞秋】を制しておりG1戦4冠馬となっています。
走り方も今ではメジャーになっている後方からの追い込みを得意にしており(ウマ娘なら【ゴールドシップ】が有名ですね)当時は【シービー戦法】と呼ばれていたみたいです。
ただもともとの距離適性は【スプリンター~マイル】向けだったらしく会長【シンボリルドルフ】にはなかなか勝つ事ができなかったようです。
そんなこのお馬さんの二つ名は【天馬二世】らしいですが定着しなかったみたいです・・・。
言わずと知れたみんな大好き会長さんです。
てか流石に競馬をあまり知らない人でも少しは耳にしたことがあると思われる当時としては前人未到の【七冠馬】。
これ2019年【アーモンドアイ】が登場するまでやぶられなかった絶対的な記録なんですよね。
しかも無敗でのクラッシック三冠ともはや別次元のお馬さんです。
トレードマークは額の三日月でウマ娘でもきちんと再現されていますね。
この辺のこだわりは素晴らしい。
生涯の戦績も別格で17戦14勝と負けた3敗の方が有名になるぐらいの怪物さんです。(ちなみに負けたのは1984年【ジャパンカップ】と1985年【天皇賞秋】と故障した最終レースのみ)
当然こんなに強い会長さんなんで国内より海外に目がいきますよね。
当時としてはあまり例が無かった海外遠征を行いますが残念ながら最初のレースである【サンルイレイハンデキャップ】で故障してしまいそのまま引退しちゃいます。
種牡馬となっても優秀で一番有名なのはウマ娘でもラブラブな息子の【トウカイテイオー】です。
こんなすごい会長さんの二つ名はご存じ【皇帝】です。
その他にもキャッチコピーで『競馬に絶対はない。しかしフドルフには絶対がある。』なんてのもありました。
そこから繋がってアニメ二期では【トウカイテイオー】が『絶対はぼくだ』って叫ぶ流れ鳥肌立ちまくりました。
後ウマ娘では【トウカイテイオー】を見ている姿から【三冠ウマ娘】とかけて【参観ウマ娘】と呼ばれているのも面白いですね。
うちは正直この馬まったく知らないですね。
ウマ娘でもサポートカードのお馬さん。
調べたら1985年に【日本ダービー】を制したタービ馬だったのです。
そしてダービーの後は海外で競馬をしていたので日本では知名度が低いみたいです。
そもそもこの海外遠征は【シンボリルドルフ】と行く予定だったのですが、会長が脚を怪我した為一人で行く事に。
そして1勝もする事なく日本に戻ってきたのですが、この時には既に日本では【オグリキャプ】の時代で中々勝つことが出来ず引退したそうです。
ここまでなら普通なんですが何故このお馬さんがウマ娘に?
すると何やら物騒な逸話が出てきました。
【シリウスシンボリ事件】という見出しが!
なんじゃこれ。
って見てみるととこの馬【毎日王冠】というレースで4番人気だったことに腹を立てたのか出走馬の【ダイナアクトレス】と【レジェンドテイオー】に回し蹴りをかましたのです。
その結果【レジェンドテイオー】は出走取り消しになり【シリウスシンボリ】は悠々と2着に入賞しちゃうのです。
めちゃくちゃやな。
【ゴールドシップ】が【トウセンジョーダン】を蹴りに行くのがかわいく見える恐ろしいお馬さん。
ウマ娘でもこの回し蹴りが炸裂するのだろうか?
因みに二つ名は【密約のダービー馬】らしく地味にカッコイイのがツボります♪
今回最後に紹介する馬はウマ娘ではサポートカードで登場している【ゴールドシチー】です。
アニメでもちょこちょこ出てきて【ヒシアマゾン】を散髪したりしています。
このお馬さんは1986年に1984年からG1に昇格した【阪神3歳ステークス】を制し、クラシック戦線でも期待された優等生だったみたいです。
ただパドックで入れ込む癖があったらしく、その後G1はもちろん重賞でも中々勝ちきれない事が多かったみたいです。
俗にいう気性難ってやつですね。
このお馬さんの特徴はアニメでも金髪美女に描かれているように金色の鬣が美しいかなりイケメンさんだったようですね。
アニメの【うまよん】では雑誌のモデルさんやっているし。
それぐらい綺麗な馬で走らなかったらディズニーランドに寄付する話もでていたぐらいらしいです。
又本編のウマ娘ではたてがみ繋がりで散髪をする側にまわっているのも設定が細かくて面白いですね。
しかしながらこのお馬さんはそんな見た目と違い気性難から他の馬に攻撃をしかけて喧嘩する事が良くあったみたいです。
最近でいうと【オルフェーヴル】みたいな感じですね。
その為か以外にもウマ娘の他にもいろいろな漫画に出ており、成績は振るわなかったものの記憶に残るお馬さんだったみたいです。
てかこの時期になると【タマモクロス】や【オグリキャップ】が出始める時期なのでその中で存在感を示していたなんて凄い気がしますけど。
ただ【ゴールドシチー】さんは放牧中に柵と喧嘩して骨折をしてしまい残念ながら種牡馬になる事なく予後不良で7年の人生を駆け抜けていくのでした。
そんな【ゴールドシチー】の二つ名というか異名が【午前10時からの男】だそうです。
理由は遅刻ばかりして調教に来るのが午前10時をまわってからだった為らしいです。
なんか色々と逸話が多いお馬さんやな。
取り合えず今回はここまで。