前回では【シャルロット】の基本的な間合いと、そこでの行動を見てきました。
今回は彼女の最強の矛であるジャンプ攻撃を見ていきます。
※この内容は8月14日のアップデート前の内容となりますのでご了承下さい。
今までのシリーズと違い、今作では無敵対空技がきちんと対空兵器として使用できる点と【シャルロット】自体ジャンプ大斬りの判定が弱くなっているので、以前のようなお手軽感は無くなりました。
それでも攻撃パターンの要を占めており、対戦相手とすれば【シャルロット】のジャンプ攻撃は嫌な攻撃に違いありません。
そのジャンプ攻撃にのみ焦点を当てて見ていきます。
【シャルロット】のジャンプはこのゲームでもかなり特殊な部類に入ります。
空中ガードが出来ないサムライスピリッツの世界では、ジャンプ行動はある意味無防備な状況を作り出す行動になります。
それでも【シャルロット】を始め一部のキャラはバッタと呼ばれるこの戦法を多用して、戦略をつくっていきます。
その特殊なジャンプをまず見ていきます。
一言で言うと【シャルロット】のジャンプは低空高速ジャンプです。
ストリートファイターでいえば【ブランカ】のジャンプに近い感じです。
その為中間距離から近距離でいきなり飛び込まれると、相手としては咄嗟に対応ができません。
しかもサムライスピリッツの伝統として【目ジャンプ】と言われるテクニックがあり、ジャンプの着地時に生じる隙を減らしてすぐジャンプする事が出来ます。
この為ひたすらまとわりついてジャンプ攻撃を繰り返すバッタ戦法が猛威を振るいました。
今作でも対応を知らない相手には好き放題飛び込めます。
単純に考えても強いです。
当然ながら万能ではありません。
【シャルロット】のジャンプは高度が低く、横方向への移動距離が短い弱点があります。
特に高度の低さは特定のキャラに対してかなり不利な点になります。
例を上げると【タムタム】の【パグナ・パグナ】を飛び越える事が出来なかったり、【呉瑞香】の飛び道具中【玄武】に引っかかったりします。
更に空中戦でも高度差で上から一方的に迎撃されたりします。
更に横方向への飛距離も短いので、ジャンプでの接近が難しい点もマイナスです。
うーん。
万能では無いですね。
それでも【シャルロット】のジャンプ攻撃が脅威なのは攻撃が下方向に特化して強いからです。
詳しい性能は【シャルロットの使い方】に記載していますが、簡単にいうとジャンプ大斬りはめくりも可能でジャンプ頂点付近から出しても着地までずーっと攻撃判定が残っており、ジャンプ中斬りはリーチ・判定共に強い攻撃になります。
無敵対空が無い相手からすればジャンプ中斬り先端当ては脅威の攻撃です。
しかしこの2つの技は横方向と上方向に弱い為、空対空ではジャンプの高度が高いキャラには一方的に負けてしまいます。
これらが【シャルロット】のジャンプ特性になります。
【シャルロット】のジャンプ攻撃は大きく分けて3パターンになります。
それを組み合わせて連携を作っていく形になります。
一つづつ見ていきます。
基本最初に飛び込むのはこの形がベストです。
基本間合いを維持していればその間合いからのジャンプ攻撃は意とせずこのタイプになります。
もちろんヒットしても地上で連続技に繋げる事が出来ませんが、この距離からのジャンプ中斬りは大きな利点があります。
それは空対空で迎撃され難いのです。
【シャルロット】はジャンプが早いので、裏を返せばすぐ着地するので先読み出無い限りほぼ迎撃されません。
見てからだと【シャルロット】のジャンプの方が上から攻撃できるので一方的に勝てます。
更に【服部半蔵】とかのジャンプ大斬りは発生する前に地上に着地するのでスカります。
よって無敵対空以外だと落とせないと思ってガンガン飛び込んでいきましょう。
このジャンプ攻撃を当てるなりガードさせてから、色々な連携につなげて一気にアドバンテージを取っていきます。
ジャンプ大斬りも判定が強く相手の地上技等を潰します。
ただこの技の目的はめくりにあります。
近距離から飛び込みジャンプ頂点より少し下で出すめくり且つ深い位置に当るので連続技に繋がります。
裏を返せば近距離からの飛び込みはジャンプ大斬りで飛び込む形になります。
上記のジャンプ中斬りで飛び込んだ後が丁度この間合いになります。
ただし連続でジャンプ大斬りで攻め続けるバッタ戦法は、各キャラ対応策がありますので知らない相手だけにしましょう。
先当てジャンプ中斬りから前に飛ばず垂直ジャンプしたり、中距離間合いで垂直ジャンプしたりと用途が多い行動になります。
垂直ジャンプしたら基本大斬りを出すと相手が動こうとしたところに当ります。
距離が空いていれば、中斬りを出す事でジャンプを潰したりできます。
特に中間間合いでの垂直ジャンプは相手にプレッシャーを掛けれるだけでは無く、相手の行動を見るのにも役立ちます。
うちは困ったら取り合えず垂直ジャンプするクセをつけてます。
ただこの行動は上方向に強い攻撃に弱く、代表的な所では【牙神幻十郎】や【柳生十兵衛】のような上方向に切り上げるダッツシュ大斬りにはザックリ叩き落とされます。
そういった相手には控える方がいいでしょう。
ここではうちが良く使うジャンプ攻撃からの連携です。
参考にしていただけると嬉しいです。
1.ジャンプ中斬り→ジャンプ大斬り
2.ジャンプ中斬り→足払い→ジャンプ大斬り
3.ジャンプ中斬り(スカし)→防御崩し
4.ジャンプ中斬り→垂直ジャンプ大斬り
5.ジャンプ中斬り→バックジャンプ中斬り
こんな感じです。
うちは基本間合いを大事にして立ち回るタイプなんで、ジャンプ攻撃は知らないうちに殆ど中斬りメインになってますね。
距離が近ければジャンプ大斬りの方がリターン大きいですね。
それでは1つづつ解説していきます♪
一番良く使うであろう連携です。
もちろんジャンプ大斬りには目ジャンプで飛び込むように。
これは相手が先読みしてバックジャンプされると迎撃されます。
中級者以上には効果薄そうですがこれは下の連携を行う為の布石です。
対応されなければこれだけでもかなり押し込めます。
こちらが本命の連携になります。
足払いはガード方向にレバーをいれたやつです。
これ相手がバックジャンプしていると当ります。更に下段なんで相手はしゃがみガードを強いられます。
そこで足払い後すぐにジャンプ大斬りで飛び込むと大概対応されません。
この連携の恐ろしい所は、足払いの後防御崩しを狙いに行ったり、小【パワーグラデーション】を撃ったり、垂直ジャンプしたり、何もしなかったりと相手との読み合いにはなりますが色々なバリエーションで攻撃を展開できます。
この状況になるとかなり相手は嫌がっています。
まずはこの連携に持ち込めるようにしましょう。
相手の空対空迎撃も兼ねて上りジャンプ中斬りを出すと相手に当りません。(【アースクェイク】意外は)
ただ相手はガードモーションになっているのでそこを投げる戦法です。
これ実はかなり重要でこの連携を見せる事で、防御崩しに反応した相手に小【パワーグラデーション】で刈り取ったりできるようになり更にプレッジャーを与える事ができます。
そもそも上りでジャンプ中斬りを出す事により、相手のジャンプを潰す効果もあります。
特に乱戦になればなるほど決まります。
小足に行くと見せかけていきなり垂直ジャンプ大斬りかまします。
その後に小足に行ったり、目ジャンプでジャンプ大斬りで乗っかったりします。
要はリズムが単調にならないようアクセントをつける感じです。
もちろんジャンプ中斬りの後に無敵対空出されたら終了にはなります・・・。
これは読み合いからの選択肢になります。
こちらのジャンプ中斬り後の行動を読んで空対空で迎撃してくる相手に非常に有効な行動になります。
しかもリスク無いのでこの動きされると相手も嫌がります。
これよく【タムタム】や【ダーリィ・ダガー】がやってくる行動で、空中戦が強い【シャルロット】も十分使える選択肢になります。
今回は【シャルロット】の主力となるジャンプ攻撃について考察してみました。
いくら読み合いになるとはいえかなりアドバンテージがとれるので、やはり上からの攻撃は非常に有効な手段になります。
逆に言えば地上戦での横押しが強ければ強い程ジャンプからの攻撃が生きてきます。
後これらは全て目ジャンプが出来る前提なので、怪しい人は修行モードで完璧に出来るようにしときましょう。
正直そんなに難しく無いですが対人戦だと焦ってしまい失敗したりするので、体で覚えるようにしておくと良いでしょう。