今回はダラダラと本気の愚痴ブログになります。
【ルルアのアトリエ~アーランドの錬金術士4】が間もなく発売となります。アトリエシリーズといえば発売日通りに発売されないのがデフォルトでしたが、今回はきちんと3月20日に発売されるようです。
しかしこれはうち的にはあまり嬉しくないのです。なぜならアトリエシリーズは基本6月に販売されていました。それがコーエーテクモ傘下に入ってから販売日は基本秋に代わっていきました。流石にクリスマス商戦にぶち込むと厳しいのか9~11月販売がメインとなっていました。
所が昨年【ネルケと伝説の錬金術士】が販売できず1月にずれ込んでしまいました。その一番の理由がこの【ルルアのアトリエ】だったとうちは考えています。
A19【リディー&スールのアトリエ】がアトリエシリーズ最低出荷本数に終わってしまいました。しかしこの作品やってみるとクオリティーは高く販売本数が伸びなかったのは競合ソフトが強すぎただけでアトリエシリーズの出来自体はさほど疑う余地はありませんでした。
しかし焦ったのはコーエーテクモ。地味にコーエーテクモは現状【無双シリーズ】【信長シリーズ】がメインとなり、その後には格闘ゲームの【DOA】ぐらいしかなく固定ユーザーのいる【アトリエシリーズ】は安定して収益の上がるコンテンツだったと思われます。
そこでテコ入れもかねて【アトリエシリーズ】で一番の売り上げをあげた【アーランドシリーズ】に白羽の矢を立てたのです。アトリエシリーズは原則3部までなのに今回初の4作目。しかも最後の【ルルアのアトリエ】から8年も経っているのです。そこで事前に【アーランドDXボックス】を8月に販売し今回のルルアへの布石としたのです。
そしてここが重要でこの【ルルア】ですが【ネルケ】が販売される前に発表になり販売日が3月20日となったのです。社会人の方にはピンとくると思います。そう【決算】にあわせたのです。基本的は会社の年度決算は【3月】なのです。
この時点でうちは嫌な気を起こさずには得られませんでした。
【アトリエシリーズ】において【アーランド】は一つの聖域でした。
【マリーのアトリエ】からはじまり【エリーのアトリエ】のヒツトにより誰も予想しなかった22年も続き、正規ナンバリングで19作品、更にGBA版の外伝、スピンオフ、ネルケとゲーム史においても特筆するシリーズです。
この【アトリエシリーズ】ですが当然順風満帆とはいかず何度も危機がありましたがそれを一気にひっくり返したのがこの【アーランド】なのです。ここからのアトリエは【近代アトリエ】【萌えアトリエ】と呼ばれるようになったのです。
実際【ルルア】発表後キャラクターデザイナーで絶大な人気を誇る変わった人【岸田メル】の再登板およびSNSをつかったステマなど確実に関心を引いていきました。
しかしうちは少し不安でした。
そしてファミ通のクロスレビューが発表されました.
結果は8・8・8・8計32点!!
この点数は【アトリエシリーズ】最低得点です。ネルケで33点。リデイィー&スールで35点。正直ビックリしてフリーズしました。
書かれているレビューも【調合で変化がなく新鮮味がない】【戦闘に作業感を覚える】【イベント時のキャラの動きが気になる】といったものでした。
ただレビューに関しては
ハァー?何を今さら?
それがアトリエやないかい!!!!
と怒りMAX天覇封神斬レベル!!!
ただレビューの内容を見ていてやはりアトリエ自体ゲーム性よりギャルゲー要素が強くなっている感覚になっている気はしてしまいました。
うちは体験版をやりましたが正直面白かったです。確かに上記レビューに書かれているように折角冒険したパネル錬金をやめたりと残念な部分やアーランドシリーズのキャラを全面に押し出した作りは親会社の事情が垣間見えるなど不服な点は沢山ありました。
でもやっぱり丁寧に作られています。ガストというメーカーは確かにバグ等は多いですがそれすら納得させる言葉にできないやさしい作りが感じられるのが最大の魅力だとうちは思っとります。
今作もその雰囲気は確実に感じられました。
ネルケも販売前はかなり評判悪かったですがある程度の結果と評価は得ています。
アトリエは10万本や20万本売れないほうがええと思います。なぜならそれがアトリエだから。
プレイした人が幸せになる。そんなゲームだからこそ22年続いているのです。
さあ間もなくルルア達との冒険が始まります。是非一人でも多くの方がこのゲームをプレイして少しでも共感してくれる人が1人でも増える事を楽しみにしています。