ルルアのアトリエ販売からようやく10日が経過。
3月20日~3月27日までの売り上げランキングがでました。
1位 | SEKIRO | 157,548本 |
2位 | スーパーロボット大戦T(PS4) | 88,093本 |
3位 | スーパーロボット大戦T(Switch) | 44,051本 |
4位 | チョコボの不思議なダンジョン(PS4) | 28,509本 |
5位 | ルルアのアトリエ~アーランドの錬金術士4~ | 27,734本 |
この結果は良かったのか悪かったのか考察してみました。
この週は今年上半期の超話題作品であるフロムソフトウェアの【SEKIRO】が販売され見事15万本という脅威の売り上げを叩き出しました。
そして超難易度ゲームということもあり評価も上々!
アトリエシリーズ同様長期タイトルである【スーパーロボット大戦T】がPS4・Switch版合わせて13万本突破。
【ルルアのアトリエ】もSwitch版が12,473本で合わせて40,000本越えという結果となりました。
正直かなり健闘したと思っています。
コーエーテクモ自体も【DOA6】が想定以上に評価が悪く、【DOAEXS】も20,000本に届かなかった為この結果は正直ホッとしたのではないかと思います。
アトリエシリーズとしてはどうだたのか?近代アトリエと言われる【ロロナのアトリエ】以降の初週売上をまとめてみました♪
ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~ | 43,000本 |
トトリのアトリエ~アーランドの錬金術士2~ | 53,000本 |
メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~ | 82,000本 |
アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~ | 60,000本 |
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~ | 57,000本 |
シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~ | 43,000本 |
ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術士~ | 68,000本 |
フィリスのアトリエ~不思議な旅の錬金術士~ | 43,000本 |
リディー&スールのアトリエ~不思議な絵画の錬金術士~ | 21,000本 |
ネルケと伝説の錬金術士~新たなる大地のアトリエ~ | 30,000本 |
ルルアのアトリエ~アーランドの錬金術士4~ | 40,000本 |
見てもらえばわかりますが右肩下がり(涙)
なんとか今回の【ネルケ】【ルルア】で少し盛り返した感じですね。
【メルル】は最終200,000本まで売り上げを伸ばした化け物作品でしたがそれ以降が中々受け入れられない状態が続いているのがわかります。
ここから個人的にアトリエシリーズが苦戦している理由を2つ挙げます。
あくまで個人的考えです。
1番大きいのはプラットホームの問題です。
【フィリスのアトリエ】以降はメインプラットホームが【PS4】になります。
ぶっちゃけるとガストの技術力がPS4の機能を使い切れていないのが色濃く見えます。
【フィリス】では初のオープンワールドに挑戦しましたが正直芳しくない評価となっています。(うち的にはアリでしたが)
親会社のコーエーテクモは【無双シリーズ】をリリースしていることからこの辺りの3D処理は上手いはずなのにアトリエシリーズには活かされていないのが実情です。
この辺りの融合と開発力向上がないと今後も厳しいと感じます。
同時に今回ようやくSwitchへと舵をきりVITA市場から撤退しましたが携帯ゲームとの相性がどんどん悪くなっています。
最低売り上げを叩いた【リディー&スール】は初週VITAの売り上げはカウントできないくらい低かったらしいです。
もう一つはゲーム性の問題です。
正直バグは多いものの世界観や錬金RPGという唯一無二のカテゴリーと武器は沢山ありますがマンネリ化は否めません。
爆発的ヒットした【メルル】以降【アーシャのアトリエ】から錬金システムを難しくしすぎた為、新規ユーザーが取り込みにくくなった実情があり、その結果【シャリー】でアトリエの主軸であった時間制限を排除してしまいました。
これはうちを含め古参ユーザーからはマイナスにうつりました。
その後【パネル錬金】という新たなシステムにより【ソフィー】では一時盛り返すものの結局【アーランドシリーズ】に頼るようにかなり迷走している感は否めません。
まとめると純粋な技術力の向上とマンネリからの脱却の2つが今後のアトリエシリーズに必要なものだとうち的には思っています。
うち的には良くも悪くも安定している感があります。
ストーリー・キャラ・システム全てがガスト色を全面にだし好きなユーザーには確実に評価される作りとなっています。
ただ裏を返すと上記脱却は皆無の作品でもあります。
うちはガストの他にも【アトラス】【レベルファイブ】【CAPCOM】といったメーカーの作品を好んでプレイします。
これらのメーカーと比較しましても3D処理技術が劣っているのは明らかで【ルルア】も残念ながら違和感を感じる点が多いです。
作品としてはうち的には面白く、時間を忘れてプレイできますがまだ色々な意味で【ネルケ】のほうが未来がありそうな気がしたのは確かです。
それでもこれだけの売り上げを叩き出しているのでやはり良作ではあると思いますがガストには新たなるアトリエを模索してほしいと切にねがっとります。