つい先日驚きのニュースが入ってきました。
2020年に話題になったあの稲作ゲーム「天穂のサクナヒメ」のアニメ化が発表されたのです。
これはかなりビックリしましたね。
今回は「天穂のサクナヒメ」アニメ化についていろいろと見ていきたいと思います。
「天穂のサクナヒメ」は2020年に発売されたRPGゲームで当時大きな話題となった作品です。
うちのブログでも一通り攻略記事を書いていますので、興味のある方は見て下さい。
この作品が大きな話題になった要因はなんといってもリアルすぎる米づくり。
ゲームはアクションパートと稲作パートで構成されていて、この稲作パートの内容がヤバいんです。
田んぼを耕し苗を育て田植えから収穫精米と一連の農作業を行うシステムになっているんですね。
これが滅茶苦茶面白いんですよ。
田んぼの水位や天候、さらに害虫対策に肥料とかなり本格的でうちもドハマリしました。
まさかゲーム内とはいえ米づくりがこんなに楽しいなんて本当に驚いたのを覚えています。
さらに農水省が「天穂のサクナヒメ」の稲作について言及したりと大きな話題になりました。
ほかにも農業器具のクボタが米づくりの方法を紹介するなど、かなり色々な界隈で盛り上がりを見せた作品になります。
もともとゲーム自体はさほど前評判が高かったわけではなく、最初は注目されていませんでした。
ところがプレイした人の口コミからどんどん評価が爆上がりしていき、店頭でパッケージ版の売り切れが続出する「令和の米騒動」が巻き起こってしまったのです。
そもそも当初「天穂のサクナヒメ」自体3万本販売を目標にしていたゲームでそれが2週間で50万本も売れたのですからパッケージ版がなくなったのも当然ですね。
そもそも「天穂のサクナヒメ」は「え~でるわいす」という社員2名のインディーメーカーが作成したゲームでした。
一応販売は「マーベラス」になるのですが、正直ここまで売れるなんげ誰も予想できなかったのです。
このことも「天穂のサクナヒメ」が大きな話題となった一つでした。
10万本売れれば大ヒットと呼ばれるゲーム業界において、インディーメーカーの作品が100万本以上の売り上げを記録する。
まさに令和のサクセスストーリでもあったのです。
このように大きな話題を巻き起こした「天穂のサクナヒメ」。
それが今度は2024年にテレビ東京でアニメ放送されることが決定したのです。
前述のとおり一大ブームを巻き起こした「天穂のサクナヒメ」。
ただその後メディアミックスもさほど展開しておらず、続編の話もなかったので正直過去の名作として記憶の片隅にあるような存在でした。
しかしこのタイミングでいきなりアニメ化が発表されたのです。
その後の制作陣の話よるとアニメ化の話はゲーム販売後すぐにあったみたいで、そう考えると約4年もの間極秘に進められていたんですね。
もうこの時点でかなり期待値が爆上がりしてしまいます。
さらに制作会社は「P.A.WORKS」が担当。
正直「P.A.WORKS」はうちが一番好きなアニメ制作会社になります。
「花咲くいろは」や「SHIROBAKO」を作っていた会社で、頑張る女の子をテーマにアニメを作らせると右にでるものはいません。
そのほかにも過去には「AngelBeats!」や「Charlotte」といったKEY作品や、最近ではオリジナルアニメで「アキバ冥土戦争」なんかを作っていました。
見た事のある人ならご存じの通り、作画レベルが神が勝ってる制作会社の1つになるんです。
その制作会社が「天穂のサクナヒメ」を作る。
これだけで絶対に見てしまいますね。
実際に「P.A.WORKS」もアニメ制作が決まったことで、昨年から社内で稲作を行っているそうです。
もともと会社の所在地が米どころの一つである富山県。
そういった意味では「天穂のサクナヒメ」を制作するのは必然だったのかもしれません。
現状まだキービジュアルだけですが、基本声優さんなどはゲームのままらいしのでその辺りも嬉しいですね。
現状テンションばかり上がっていますが、少し心配なのは「天穂のサクナヒメ」とアニメの親和性。
作品のストーリー自体はベタな内容でいい意味でも悪い意味でも起伏が少ない展開になっています。
実際にゲームではストーリー性より稲作などのゲーム性に全振りしている作品で、アニメとして成立するかどうかはかなり微妙と言わざるを得ません。
正直物語として盛り上げれるのがココロワヒメの暗躍ぐらいしか思いつきませんし…。
そのためストーリーに関してはかなりアニオリの展開を放り込まないと厳しいと思います。
それにゲーム原作のアニメってあまりヒットしない現状もあるのでこの辺りは不安といえますね。
ただ制作会社の「P.A.WORKS」はむしろオリジナルアニメが得意な会社。
この辺りはかなりうまく作り直してくれると期待しています。
後は昨今アニメ業界に多い納期ひっぱくによる延期と作画崩壊が起こらないことを祈るばかりですが…。
まあそこは制作が「P.A.WORKS」ということで大丈夫だと思いたいです。
どちらにしても今回うち的にかなり驚かされたまさかのアニメ化。
これを期にもう一度「天穂のサクナヒメ」をプレイしてみようと思います。