2025年9月26日に発売が決定しているアトリエ最新作「紅の錬金術師と白の守護者 レスレリアーナのアトリエ」。
先日8月29日に最新情報が公開されましたが…正直かなり不安を残す結果となりました。
発売前から暗雲が立ち込める今作。
現段階での状況をまとめてみました。
まず「紅の錬金術師と白の守護者 レスレリアーナのアトリエ」こと「紅白レスレリ」ですが、かなり情報量が少ないです。
今回の配信でもストーリーとシステムを少し紹介しただけで、あとは追加キャラの情報のみ。
さらには予約特典の案内に宣伝を大々的に行うなど、ヤバそうな雰囲気しかしませんでした。
一応名目はソシャゲの「レスレリアーナのアトリエ」2周年との合同放送だったということもあり、尺的には長くとれなかったのもあるとは思いますが…。
むしろ「ライザのアトリエ」のパック販売の告知の方が力が入っているように見えました。
ではなぜこのような扱いになっているのか?
「紅白レスレリ」はおそらくソシャゲの「レスレリアーナのアトリエ」と同時に進められていた企画になると思います。
簡単に言ってしまうと相互にフォローできるように、どちらでもコンテンツとして消費しようと考えていたのでしょう。
そして先にリリースされた「レスレリアーナのアトリエ」はご存じのように大炎上からの大コケ状態。
なんとか2周年を迎えましたが、いつサ終してもおかしくないレベルなんですよね。
もしサ終了してしまうと同時進行で開発していた「紅白レスレリ」が、お蔵入りになる可能性がでてくきます。
そこで大慌てで急遽リリースすることになったのではないでしょうか。
そもそも「ユミアのアトリエ」を発売してからすぐに、発売を発表したのがおかし過ぎますし。
さらに付け加えると「ユミアのアトリエ」のような大々的な告知を一切していません。
この時点で力を入れていないのが丸わかりです。
まあ「ユミアのアトリエ」も30万本とそこそこ売れましたが、評価は完全に賛否まっぷたつでお世辞にも成功したとは言えませんからね。
本当ならソシャゲの「レスレリアーナのアトリエ」がそこそこ当たった段階で、連動するような形で「紅白レスレリ」をリリースしたかったのでしょう。
そういった意味でも力が入れられないのも仕方がないのかもしれません。
どちらにしても現段階では嫌な予感がプンプンしています。
今回の放送で公開されたのは主に3点。
まずメインとなっていたのがストーリートレーラーによる物語の紹介ですね。
ぶっちゃけソシャゲの「レスレリアーナのアトリエ」は、キャラの3Dモデルに関して間違いなくトップクラスのレベルと言えます。
そのためトレーラーのゲーム画面は非の付け所がないレベルでした。
物語自体も王道の展開で分かりやすく、正直悪い気が全くしなかったです。
ただ次のシステム紹介でかなり減滅することとなりました。
結論からいうと「レスレリアーナのアトリエ」の完全流用になります。
まあ、同時に開発を行っていたとすればある意味当然のことですが、この時点で萎えまくりした。
もちろんコンシューマー向けに細かい調整は入るでしょうが、この事実にはガッカリしたと言わざるを得ません。
正直アトリエシリーズの肝はキャラや物語ではなく、調合システムが全てだと思っています。
それが近年ないがしろにされ続けており、「紅白レスレリ」でも同じ内容が見て取れました。
一応はハルフェンという町を復興させていくシステムや、絆クエストと呼ばれるシステムも紹介されこのあ辺りは面白そうではありましたが…。
果たしてこれらのシステムでどれだけ調合システムの穴を埋められるかは疑問符がつきますね。
そして最期は追加キャラの紹介。
ここはぶっちゃけテンションが上がりました。
マリーやエリーだけではなく、ユーディーとヴィオラが追加されたのが激熱です。
ていうか「イリスのアトリエ」と「マナケミア」が完全に除外されていの厳しすぎませんか?
後個人的にコルちゃんも好きですが、ここはやっぱりパメラさんをだして欲しかったですね。
一応「メルルのアトリエ」ではDLキャラとして使用できたのでワンチャンありそうなんですが…。
とりあえず今回の新情報ではそれほど期待値が上がるような感じではありませんでした。
あくまでうち個人の予想ですが、おそらく「ネルケと伝説の錬金術師」のような作品になるような気がします。
そういった意味ではある程度の期待はできるのではないでしょうか?
「ネルケと伝説の錬金術師」は売上自体3万本と大爆死でしたが、ゲーム内容としてはかなり楽しめたのを覚えています。
皮肉にもこちらの作品も20周年記念としてソシャゲの「アトリエオンライン」と同時開発された経緯がありました。
そう考えると開発販売の経緯もどことなく似ているんですよ。
ただそうなるとハルフェンの町の復興をどれぐらいやり込めるシステムにできているかが大きなポイントになりますね。
「ネルケと伝説の錬金術師」ぐらい町づくりに極振りしてしまえば、調合システムや戦闘に関してはそれほど気にならなくて済むようになるでしょうし。
それに「レスレリアーナのアトリエ」自体がお祭り感のあるゲームなので、そちらの方向性で作って行けば期待できる作品になると思います。
まあ売上はさほど上がらない気がしますが…。
あとはゲームバランスだけは気を付けてもらいたいですね。
「ネルケと伝説の錬金術師」ではシャルロッテのせいで、戦闘は全てぶち壊しでしたから。
ていうか今回も追加キャラにシャルロッテがいるんですけど。
おそらくここからは発売まで販促のPVが流れるだけだと思われる「赤の錬金術師と白の守護者 レスレリアーナのアトリエ」。
なんとか遊べる作品になってもらいたいです。