早いものであっという間に折り返しの夏アニメの時期がやってきました。
春アニメは結構賛美両論で安定した覇権といえば「薬屋のひとりごと」ぐらいな印象でしたが、はたして夏アニメはどうなるのでしょうか?
今回はラノベ原作の夏アニメでうちが個人的に期待している作品を3つ紹介したいと思います。
一応続編ではなく新規しばりなのでぜひ視聴の参考にしてみて下さい。
まず1つ目は「追放者食堂へようこそ」です。
君川優樹先生による「小説家になろう」発の作品で、いわゆるなろう系と呼ばれるやつですね。
一応現在は物語は終了していますが、コミカライズ版は継続しとります。
この作品ですがまさかアニメ化してくれると思ってもいませんでした。
完全に個人的な趣味ですが、うちはこのタイプの作品に目がないんですよ。
内容は世界最強のパーティに所属していた主人公の料理人デニスが、罠に嵌められパーティを追放されるというもの。
いわゆるベースは追放系と呼ばれるやつです。
ただこのデニスの職業が料理人というのが大きなポイント。
これ幸いと田舎で念願の冒険者食堂を立ち上げ、なんやかんや営業していくというストーリーになるんです。
いわゆる異世界グルメ系作品でこれがまた面白いの一言。
ヒロインのアトリエという女の子も可愛いですし、なんだかんだ物語の主軸が勧善懲悪になっているのでとても見やすいんです。
さらにアニメ化にあたり嬉しいのが制作会社が「OLM Team Yoshioka」に決定したこと。
正直あまりにも馴染の無い制作会社でほとんどの人が知らないでしょう。
かくいううちも良く知りません。
ただ1つだけ知っていることは、ここ「異世界食堂2」を制作した会社なんですよね。
もう勝ち確じゃん。
この時点でかなりテンションが爆上がりしました。
ぶっちゃけ原作もそれほど人気があるわけでもなく、話題性は乏しいと言わざるを得ない「追放者食堂へようこそ」。
うち的には必ず視聴すると決めている作品の1つと言えるでしょう。
2つ目は「公女殿下の家庭教師」です。
正直この作品もアニメ化されるとは思っていませんでした。
「公女殿下の家庭教師」はWEB版「カクヨム」発の七野りく先生による作品で、富士見ファンタジア文庫から出版されています。
こちらも爆発的人気のある作品ではありませんが、知っている人は知っている作品じゃないでしょうか。
内容的にはいわゆる師弟ものとよばれるジャンルで、ひと昔前にはかなりはやったタイプのやつですね。
この作品もその王道にのっとり、優れた魔法技術を持ちわずか1年で王立学園を卒業した主人公アレンが公爵家の公女ティナの家庭教師をつとめるというもの。
ヒロインのティナは魔法が一切使えず落ちこぼれ扱いされていたけど実は…。
もうおもいっきりド定番のドテンプレ作品ですね。
学園モノに魔法モノを加え、姉弟の関係と成長を描く。
うーん、純度100%のラノベですな。
逆に今の時代でこれぐらいコテコテのラノベ展開作品はみることができません。
だからそれほど有名じゃないのかもしれませんが…。
最近のインフレバトルや難解な設定に癖癖としてる人達からすると逆に実家のような安心感を感じる本作。
あらためてラノベの良さを実感できる作品と言えるでしょう。
3つ目は「サイレント・ウィッチ」です。
依空まつり先生原作のなろう系作品である「サイレント・ウィッチ」。
KADOKAWAブックスから発刊され、コミカライズ化なども行われている作品になります。
なんか今回たまたま3作品をチョイスしたんですが、どの作品も少しマイナーよりになってしまいました。
おもいっきりうちの趣味が出ています。
内容的には無詠唱で魔法が使える天才魔法使いモニカが、第二王子を極秘に護衛するために学園に忍び込んで生活するというもの。
ただモニカには1つ弱点があって、極度の人見知りのため人とまともに話せない超コミュ症。
そんな彼女が正体を隠しながら学園生活を過ごし、成長していくという作品になります。
うん、これもベッタベタの展開ですな。
こちらも先ほどの「公女殿下の家庭教師」同様によくあるテンプレてんかいなんですが、とにかく主人公のモニカが色々とヤバイんです。
見た目の可愛らしさはもちろんですが、人見知りの性格がかなりいい塩梅になっていて滅茶苦茶魅力的なんですよね。
ぶっちゃけこの作品はモニカだけで見る価値ありと言えます。
さらにヤバイのがアニメ制作が「スタジオ五組」で監督脚本が金崎貴臣さんなんですよ。
金崎貴臣さんといえば「このすば」や「プリコネ」をてがけた超敏腕監督。
これも勝ち確GETですね。
どう考えても「サイレント・ウィッチ」の雰囲気とマッチしまくっています。
このように失敗することはまずないだろうと確信がもてる「サイレント・ウィッチ」。
今からアニメが始まるのが楽しみで仕方ありません。