一通りエンディングを迎えた【天穂のサクナヒメ】。
これからまだまだやり込みをしていこうと思っていますが、恒例の感想ブログを書いていきます。
あくまで個人的な感想によるものなので不快に思われる方がおられましたら申し訳ないです。
それでも問題が無いという方はよろしければ見ていって下さい♪
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令和の米騒動
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発売前から一部では非常に話題になっていたこの作品。
初期発表から5年以上もかかって販売されたこともありうちの近辺でも少しざわついていた作品でした。
それが発売されるやいなや・・・。
凄い人気でした。
うちは【ライザのアトリエ2】を先にプレイしていたので後回しになりましたが、世間では買い占め転売騒動から【令和の米騒動】と騒がれてとんでもない事になっとりました。
販売元の会社【マーベラス】もうちらの世代では【牧場物語】や【ルーンファクトリー】のイメージが強い会社だったのである程度の期待値はありましたがまさかこんな事になるとは・・・。
まあ最新の【牧場物語】は大コケでしたが。
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特に稲作というテーマなのに海外受けが想像以上に高く、売り上げ本数はサクっと50万本を突破しちゃいました。
更に動画投稿サイトなんかにも米作りの動画が溢れかえっており、ゲーマー界隈では本当に米騒動と言っても過言では無い大人気状態となりました。
かくいううちも正直プレイして面白いと思いました。
ではなぜこのゲームがこれだけの支持を得られたのか?
うち的考察をしていみたいと思います。
爆発的人気になった理由
この作品の意外性はなんといっても海外での人気の高さです。
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正直日本で言われる萌えと呼ばれるジャンルは海外では左程人気を得る事が出来ません。
マリオやゼルダのように完全にデフォルメ化するか、FFシリーズのようにリアルさを追求するかどちかしか海外受けしない現実があります。
【サクナヒメ】はキャラという部分では正直デフォルメ化に近い傾向を示していますが、残念ながら萌えよりだと思います。
これがここまで受け入れられた理由。
それはゲームの世界観だとうちは思います。
音楽も物語もキャラも含めて世界観は作られていきます。
それがうまい具合で絶妙なバランスを生み出したと感じます。
純和風のデフォルメ系ゲームがこれほど海外での支持を得られたのは偶然か必然かわかりませんが絶妙なバランスで世界観が構築されていた事が理由だと感じました。
次にこのゲームのキモになる米作り。
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うちも結構やりこんでますが未だに正解が解りません。
それは実際の米作りも同じだと思います。
確かに期間はデフォルメ化されていますが、それ以外は本当にリアルに凝り切った作りだと感じます。
このリアルさが海外でも高い評価につながったと感じています。
このタイプのゲームが海外で高い評価を得るのは異例中の異例。
そういった意味でも革命的なゲームだったと感じます。
うち的に面白かった点
ここからはうち個人の感想です。
まずは良かった点。
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この作品は正直作業ゲーだと思います。
最初のうちは何をしていいかわからなかったのですが、なれてくるとある一定の行動パターンをとる事になります。
ただその同じルーティーンを取っていても飽きが来ないのです。
もっというとそのルーティーンの中で細かい変化をする事が求められ、気づいたら長時間プレイしている状況になっていました。
それはやはり正解が無いという点が大きいと思います。
ストーリー的には【大龍】を倒すという目的と完結があるものの、それ以降も普通に同じ周回を続けて少しでも良い米を作ろうと試行錯誤してしまいます。
【モンハン】とかと同じく、このゲームはクリアーしてからが本番だと言えるゲームなのです。
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その為、値段以上のやりこみ満足度が得られて非常に納得出来る作品に仕上がっていると感じます。
そういった意味ではリアルさを追求した米作りは本当に大正解でした。
ヘタすれば大コケしてもおかしくない題材をここまで昇華させたのは本当に賞賛に値します。
後細かい所を上げるとイベントの流れや回数も絶妙でしたし、一度米作りを失敗すると元に戻せない難易度的なものも絶妙だったと感じます。
そういった意味でもうち的にも神ゲーと呼ばれるのは当然だと納得出来るゲームでした。
うち的に悪かった点
当然良い点ばかりではありません。
最初からアクションパートの出来は微妙という意見が多かったのですが、うち的には爽快感があって面白かったです。
ただ取るべき行動がワンパターン化されます。
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簡単に言うと強すぎる武器と【登鯉】など一部のチート武技の存在です。
この辺りは難しいかもしれませんが、米作りともっと深く連動させて中々入手出来ないかわりに強いといったハードルを設けて欲しいと感じました。
その為か一部のボスキャラがボスキャラでは無い状態でした。
この辺はゲームバランスになるのですが少し残念でした。
同じく仲間の派遣なども最終的にはほぼ一か所しか行かなくなるのでもう少しキャラ毎の特性みたいなものを強めても良かったと思います。
元々作業色が強いゲームなのでもう少しアクセントがあればよかったと思います。
後は音楽がもう少しといった感じでしょうか。
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まあそこまで求めるのもどうかという感じですが。
世界観はきちんと高いレベルで完成して言いましたし、この部分はうち個人の要望に近い感じですかね。
まあ悪い点より良い点の方が圧倒的に多いですが・・・。
総論
てな感じで【天穂のサクナヒメ】ですがうち的評価は100点満点中95点です。
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神ゲーと言っても問題ないです。
正直【ライザのアトリエ2】が残念だった分を取り戻してくれました。
現状もひたすら米作りをしている状況です。
これは久しぶりにプレイ時間100時間超えそうな勢いですね。
何かやるゲームに困っているのならうちはこのゲームを真っ先にオススメします。
【ココロワヒメ】の後日談をはじめスピンオフ作品でもいいので是非続編に期待せざるを得ない良作ゲームでした♪