昨年末からタイトルだけは公表されていた「レスレリアーナのアトリエ」のコンシューマーバージョン。
遂に詳細について発表されてました。
今回はその内容とうち的に思うところを書いていきたいと思います。
9月26日発売

2025年6月13日に発表された「紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~」。
しかも発売日が2025年9月26日とほぼ3ヵ月前の発表になりました。
正直これは過去のアトリエシリーズから考えてもかなり異質なこと。
この時点で色々なことを邪推してしまいますよね。
出だしは良かったものの内容の中途半端さから失速した「ユミアのアトリエ」。
リリース当初から運営の課金重視の施策にユーザーが離れ、サービス終了が噂されていた「レスレリアーナのアトリエ」。
この流れから急遽発表した感はどうしてもぬぐえません。
![[IMAGE]](https://i0.wp.com/cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/44811/a76b3b626a5b94ebd777ffe3b8d4683f5.jpg?ssl=1)
一応開発者インタビューでは「レスレリアーナのアトリエ」のリリースと同時に構想はあったみたいで、ファンからの要望からリリース半年後に開発が始まったとのこと。
これって「レスレリアーナのアトリエ」が炎上しまくって、新規ユーザーが増えなくなったタイミングですよね。
まあ、この頃から一部ユーザーの間ではコンシューマー版に移行して、そのままサ終という噂はでまくっていましたが。
このことから「レスレリアーナのアトリエ」自体のサ終はガチで現実味が帯びてきました。
まあ実際にゲーム内インフレが加速し、さらに課金が強まり八方塞がり状態ですしね。
ただダイミングが「ユミアのアトリエ」販売から半年というスパンなのがなんとも言えません
おそらくガストとしても「ユミアのアトリエ」は失敗だと認識したのでしょう。
世知辛い世の中です。
このように色々な憶測が湧きまくる「紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~」。
現在分かっている内容を見ていくことにしましょう。
現在分かっていること

タイトル名からも分かる通り、作品の舞台は「レスレリアーナのアトリエ」と同じ「ランターナ大陸」を舞台となります。
ここでやはり気になるのが物語の内容。
「レスレリアーナのアトリエ」の焼き直しなのか?
それとも続編としての新しい物語なのか?

今回発表された内容は「ハルフェン」という町を復興していく完全新作の物語でした。
しかも世界観は同じではあるものの「レスレリアーナのアトリエ」とは全く別物になるのです。
いわゆるクロスオーバーってやつですね。
これはぶっちゃけかなり安心しました。
ていうかさすがに焼き直しでは誰も買いませんしね。
さらに今回の発表で驚いたのはプレイヤブルキャラの紹介。

なんと「トトリ」「ウィルベル」「ソフィー」の3人が、普通に使用キャラとして登場するんですよ。
このあたりは近代アトリエの中から「アーランド」「黄昏」「不思議」の各シリーズから人気キャラをチョイスした形ですね。
まあ1人錬金術士ではない人が混ざっていますが…。
その他にも歴代アトリエのキャラが登場することも判明しており、いわゆる「ネルケ」方式みたいな感じになるようです。
物語も復興となっているのでワンチャンまちづくりもあるかも…。

ちなみに主人公は女性主人公のリアス・アイトライゼと男性主人公のスレイ・クロスリッターのダブルキャストになっとります。
この辺りも「エスロジ」感があっていいですね。
しかも戦闘もコマンドバトルが復活という嬉しい情報まで。
やっぱりアトリエシリーズはコマンドバトルが一番しっくりきます。
採取、調合、戦闘、そして街の発展。
現段階ではかなり面白そうだと言えるでしょう。
期待と不安

今回の発表に関して「レスレリアーナのアトリエ」と同じく「Team NINJA」が関わることが発表されました。
まあ当然と言えば当然の流れなんですけどね。
そもそも「レスレリアーナのアトリエ」自体、グラフィックに関しては非の付け所が無い作品です。
そうなると制作陣がそのままスライド継続になるのは納得と言えるでしょう。
ただ「レスレリアーナのアトリエ」というゲームに関しては、評判が高いとは言えないのが現実です。
特に雑なストーリーと課金メインの調合システムはとても受け入れられているとは思えません。
もちろんこれはソシャゲなので仕方がないところもあるでしょう。

ただコンシューマーの正規アトリエシリースとしては、やはり調合システムはイチから組み直す必要があります。
アトリエシリーズにおいて心臓とも呼べる調合システム。
これはあくまで個人的な意見になりますが「ユミアのアトリエ」が失敗したのは、オープンワールドでもストーリでもなく調合システムが酷すぎたからだと思っています。
どこまでソシャゲ向けの調合システムをコンシューマー用に作り替えることができるか。
大きなポイントになるでしょう。

このように不安な面が強い今作ですが、朗報と呼べる部分もありました。
「王道のアトリエ」への原点回帰をテーマにするらしく、「ソフィーのアトリエ2 」でディレクターを務めた勝又氏も参加していることが分かったんですね。
ここ最近のアトリエシリーズの中では一番の王道だった「ソフィーのアトリエ2 」。
ここはかなりの安心ポイントと言えるんじゃないでしょうか。
最近は新しい形のアトリエが続いていただけに、ここにきての原点回帰は大歓迎です。
発売まで3ヵ月というなかなかの衝撃だった今回の発表。
引き続き情報を待ちたいと思います。