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アトリエ考察⑬~ライザのアトリエ2~

今回は【ライザのアトリエ2】を紹介します。

前作の大ヒットから同タイトルでの続編となったこの作品。

色々と良い点も悪い点も混在した難しい作品となりました。

今回もうちの独断と偏見で紹介していきます。

それではスタートです♪

ライザ2攻略☆初週売り上げ15万本☆ ライザのアトリエ2攻略まとめ記事です。 本編攻略とお馴染み錬金術を紹介していきます。 ひと夏...

ライザのアトリエ2とは?

2020年12月3日にPS4・PS4・Switch用ソフトとして販売された【ライザのアトリエ2】

アトリエシリーズ正規ナンバリング22作目で正式名称は【A22 ライザのアトリエ2~失われた伝承と秘密の妖精~】です。

タイトル名から分かる通り、前作【ライザのアトリエ】の続編になる作品で、アトリエシリーズで同一主人公の作品は【イリスのアトリエ】以来となります。

今回の【ライザのアトリエ2】は販売日を見てもらっても分かるように、クリスマス商戦として販売されました。

そして初週の売り上げ本数はなんと150,000本とアトリエ史上最大の売り上げを叩きだしたのです。

しかしながらこれは前作【ライザのアトリエ】の続編効果が強く、実際【ライザのアトリエ2】は前作を超える程の人気を得る事は出来ませんでした。

そして売り上げ本数もこれ以上伸びる事はなかったのです。

う~ん。

正直残念でしたね。

今作は前作同様に利便性を重視した作品だったのですが,

どうしてもマイナスに作用してしまった部分が多数散見されました。

その辺りも含めて【ライザのアトリエ2】を見ていきます。

ライザのアトリエの内容

前作の冒険から3年。

【ライザ】は不思議な卵を預かる事になります。

その卵を調べる為に幼馴染の【タオ】を頼って首都【アスラ・アム・パート】を訪れる事に。

するとその卵から不思議な生物が生まれます。

その生物を【フィー】と名付けた【ライザ】。

仲間達と一緒に【フィー】の正体、そしてこの世界の謎を突き止める冒険にでかけるのでした。

という内容。

テーマ的は前作から各キャラクターの成長を前面に出した物語となっています。

そういった意味では前作の青春群像はきちんと描かれていました。

只、今作で一番の不評となったのはこの物語でした。

兎に角内容が薄く短い

一部のファンからは『DLCのシナリオかと思った』と言われる程でした。

更に物語の主軸が【フィー】になっている事もあり、【ライザ】を初め折角のキャラクター達が活かされない結果となったのです。

うち自身もプレイしていて、凄い違和感を覚えました。

そう言った意味でもテーマがぼやけてしまった感は否めなません。

ライザのアトリエ2の特徴

基本システムは前作をそのまま世襲し、グレードアップした感じになります。

グラフィック技術の向上により、様々なギミックも増えて全体的にはよくまとまっていました。

特に戦闘システムは前作の臨場感を残しつつ、【スキルチェーン】【アイテムラッシュ】という新システムの追加で戦略性も加味されるようになったのです。

これが普通に楽しかったですね。

調合システムも【エッセンス】による属性変化や【エボルブリンク】システムによるやり込みの強化が図られ、前作での不満点であったやりこみに関して大きく進化したのです。

うち的には本当に上手い事進化させたと感服しました。

ここまでは完璧だったのですが、メインシステムが正直大コケしています。

特に【追憶の羅針盤】のシステムが分かり難く全然面白くなかった上に、集めた情報を推理する【探索手帖】が本気でダルくゲームのテンポを大きく阻害していました。

特に一度クリアした遺跡にわざわざ戻って手帖を埋めるという行動が、ただの作業と化しており普通に苦痛でしかなかったです。

推理要素を新しく練り込もうとしたチャレンジ精神は良いと思いますが、前述のストーリのチープさも合わさってストレスが溜まる作品となってしまいました。

ライザのアトリエの魅力

すこしマイナス面が目立った今作ですがもちろん良い所も多くありました。

今作は前作よりさらにグラフィックが向上しています。

更に【ライザ】のアクションもスムーズで、フィールドの探索自体は今までのアトリエシリーズの中でも非常に高いレベルでした。

前述したとおり【フィー】というキャラのせいで少し濁りましたが、【ライザ】を初め各キャラも3年後の成長がきちんと伝わっていてこの辺りは非常に丁寧に作られています。

流石はガストちゃんですね。

後は前作での不満点はきちんと解消されていたのもお見事でした。

特に戦闘システムはリアルタイムと戦略を上手く融合出来ており、他のRPG作品と比較しても素晴らしい出来でした。

それだけにメインシステムのダルさと【フィー】主体の薄いストーリが逆に際立ってしまったのかもしれません。

まとめ

結構辛辣な紹介になってしまいましたが、めちゃくちゃ悪い作品ではありませんでした。

ただ、良い点と悪い点がはっきりしていただけです。

その為うちの評価も100点満点中80点と少し低めになってしまいました。

それでも作品としては良作だと思います。

一応個人的採点は

ストーリー     ★  ☆  ☆  ☆  
システム     ★  ★  ★  ☆
難易度   ★  ★  ★  ☆  ☆
中毒性   ★  ★  ★  ★  ☆
オススメ度     ★  ★  ☆  ☆

と言った感じですね。

最後に前作【ライザのアトリエ】を先にプレイしておいた方が良いですね。

前作のプレイありきで物語が進んで行くので・・・。

是非参考にしてみて下さい♪

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