60時間以上タップリとプレイさせて貰った【モナーク】。
一言で言うと人を選ぶゲームでした。
その為世間的な評価は・・・。
今回はプレイ後の個人的な評価まとめになります。
あくまでうち個人の感覚なのでご了承願います。
モナークの評価
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発売前から一つの懸念がありました。
体験版のコメントではグラフィックのレベルが低すぎるという内容が非常に多かったのです。
そして発売された結果は・・・。
初週5万本とまずまずでしたがその後中々売れなかったみたいです。
なんか【アトリエ】みたいな結果ですね。
正直1か月差とはいえ【女神転生Ⅴ】の販売も控えていたのがマイナスに働いた気がします。
そんな事もあり世間一般の評価は【ギリ良ゲー】というもの。
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【神ゲー】でも【良ゲー】でもなかったです。
うち的にはこの類のゲームは刺さる方なのであまり違和感がなかった面もありましたが、確かに世間一般の評価としてはこうなるのも仕方ないと思う点も多々見受けられました。
ここからはうちが感じた【モナーク】の良い点と悪い点を考察してみます。
良かった点
ここからはうち個人が感じた良かった点です。
まずはトータル的なこの作品が醸し出す世界感は人を選びますが非常にクオリティが高いと感じました。
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【女神転生IF】から【ペルソナ】へとつながる一連の作品群の雰囲気をきちんと世襲しており、純粋に期待を裏切らなかったと感じています。
それに付随して独特のOSなどこだわりも強く、何より音楽が神がかってました。
各ボス戦で流れるボーカル曲もそのキャラをきちんと反映出来ており、【ペルソナ】シリーズ同様に耳に残るものも多かったです。
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そして何よりも物語。
どうしたらこんな内容が思いつくのでしょうか?
ベタな展開から突拍子の無い展開まで。
純粋にプレイしていて驚く場面が多かったです。
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戦闘にしてもWSGの手法で懐かしくもあり、逆に斬新でもありました。
なんかこういった戦略的な戦闘ってしばらくやっていなかった事もあり、どっぷりハマリましたね。
LVアップの方法にしても後半になるにつれて色々知識が増えてくると深みが増し飽きさせない開発側の意図が伝わってきました。
その為LV上げにかなりの時間を使いましたがあまり苦痛ではありませんでした。
この辺りは素晴らしいです。
正直良い点だけを見れば【神ゲー】だったとうちは感じています。
悪かった点
逆に悪かった点ははっきりしています。
まずはずっと最初から上がっているグラフィックです。
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これは正直現在のレベルでは無いです。
PS3初期レベルです。
元々【ペルソナ】系はグラフィックは左程気にしないレベルの作品が多いのですがこの作品は気になるレベルでした。
折角素晴らしいストーリーで進んでいるのにグラフィックが悪すぎて萎えた場面が多々ありました。
特に主人公に【千代】ちゃんが抱き着く所とか感動のシーンなのにげんなりしたのは事実です。
これは技術力の問題なのか開発費の問題なのか分かりませんが非常に残念です。
今作の前に【テイルズオブアライズ】をプレイしていたので余計にグラフィックの悪さが目につきました。
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次にグラフィックとも連動しているのですが探索中に仲間が道を塞ぐとわざわざ押して進まないといけないのも没入感を阻害していました。
こういった細かいミス的な物が散見され、戦闘に関しても相手を攻撃する時にカーソルが合わなかったりなどストレスを感じました。
当たり前の事が当たり前に処理出来ないのは問題だと思います。
この二つは本当に残念でした。
後はやはりやりこみ要素が脆弱ですね。
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悪魔合体に代わる何かがあればもっと良かったと思います。
【女神転生】シリーズは一度クリアしてから本番といったイメージがあるので、ここのアイデアは出して欲しかったです。
総評
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そんな【モナーク】ですがうちの評価は100点満点中70点となります。
刺さるタイプのうちがこの点数なので刺さらない人からするとかなり残念なゲームだと感じると思います。
物語・音楽・世界感は最高レベル。
グラフイック・利便性は最低レベル。
最近の作品にしては珍しく良い点と悪い点が両極端すぎました。
特にグラフィックはやはり没入感を演出する上で重要であり、こんなに素晴らしいストーリーなのですからここは販売日をずらしてでも改善して欲しかったです、
今人気の【ウマ娘】にしたって最初のグラフィックだったらここまで売れてなかったと思います。
グラフィックはゲームを構築する上で重要なファクターだと逆にこの作品は気付かせてくれました。
ただ物語は本当に非の付け所が無く、伏線回収も見事の一言。
その為いろんな意味でうち個人としては残念だったと思いました。
今後次世代機になった時にRPGはどのようになっていくのか?
色々と考えさせられる作品でした。