2025年春アニメも中盤に突入。
今期は色々と賛否両論うずまいていますね。
それでも当初あまり期待していなかったのですが、見始めたら面白く嵌ってしまった作品も数大くでてきました。
そんな作品を4つほど紹介していこうと思います。
まず1つ目に紹介するのが「九龍ジェネリックロマンス」。
2019年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている作品ですが、正直うちは全く知りませんでした。
実際に春アニメが始まった時点では少し気になる程度で、主人公の女の子がかわいいなと思ったぐらいだったのです。
ところが見始めてみると…面白い!
かなり本格的なサスペンス作品なんですよね。
しかもSF要素も入っていて物語の展開も斬新でかなり嵌ってしまいました。
特に主人公の鯨井玲子の作中での動きというか物語の誘導の仕方が素晴らしいんですよ。
原作ではかなり恋愛要素が強めの作品らしく、アニメではその辺りをバッサリと切ったらしいです。
そのため、アニメ4話で4巻ぐらい終わったらしいですね。
原作を読んでいないので恋愛要素を大幅にカットしたのが良いのか悪いのかは判断できませんが、アニメを見ている限りは良いテンポになっていて良いんじゃないでしょうか。
なんか調べたらこの後、実写映画もやるみたいで実は人気作品だったことが判明。
まあこれは人気がでるわ。
うち的には次の展開が楽しみで早く続きが見たくなる作品になります。
2つ目は「俺は星間国家の悪徳領主!」ですね。
こちらはおなじみ「小説家になろう」のラノベ作品で、もはや定番となっている転生ものになります。
正直この作品ですが、最初は全く面白くありませんでした。
なんか前世での胸糞描写や絵に描いたような美少女キャラに、いわゆる勘違い系俺つえーパターンとお腹いっぱいだったのです。
ただこの作品、物語が進んで行くとかなりストーリーが面白いことが判明。
さらに圧巻だったのが宇宙戦艦の作画や戦闘シーンがかなり良いんですよ。
これは正直ビックリしましたね。
そして気が付けばあれよこれよで見続けてしまいました。
正直内容的にはよくあるなろう系なので今クールでも同じような作品が多く、人気的には埋もれてしまいそうな気がしなくもないですが…。
なんかうち的には「境界線上のホライゾン」を思い出させるような戦闘描写と作画だったのがツボにはまった感じです。
このまま最後までこのクオリティで進んでほしいですね。
3つ目は「忍者と殺し屋のふたりぐらし」です。
こちらも最初はそれほど期待していませんでした。
ぶっちゃけ制作会社が「シャフト」なのでとりあえずチェックしておくか程度だったんですか…これヤバいな。
ギャグともシリアスともとれないなんともいえない作風が面白過ぎるんですけど。
しかも豪華声優を起用したメインっぽいキャラをあっさり退場させる剛腕っぷりがツボりまくりました。
その上、毎回なんとなく切なくさせて終わるのは何なんですか!
ロボ子の回とか終わった後、軽く喪失感を受けちゃったんですが…。
アニメのクオリティの方は「シャフト」ということで全く心配していませんでしたが、色々といい味をだしていてこちらも二重丸です。
どちらかというと気負わずに軽く見れるのも良いですね。
4つ目は「日々は過ぎれど飯うまし」。
こちらは「P.A.WORKS」による完全オリジナルアニメになります。
今期はこの作品以外にも「ざつ旅」「MONO」と同じような日常系作品が2つありますが、うちの中ではこの作品が頭1つ抜けてる感じがしますね。
内容的にはよくあるグルメ系日常作品なんですが、純粋に話のテンポが良くて見ていて全く疲れません。
なので本当に軽い気持ちでみれるんですよね。
やっぱり日常系はこうでなくっちゃ。
5人ともそれぞれキャラが立っていて、このあたりの動かし方もさすが「P.A.WORKS」といったところでしょうか。
こちらの作品はちょっとした時間に見るのに最適な作品だと言えるでしょう。