2023年夏アニメとして放送されている【ライザのアトリエ】。
半分以上の放送が終わった今、その評価はどのようなものでしょうか?
今回はアニメ【ライザのアトリエ】について考察していきます。
まず結論からいうと、評価自体はいたって普通。
悪くはないものの、よくもない。
もちろん今期の人気作品である【呪術廻戦】や【無職転生】などに比べると、かなり見劣りする結果となっています。
個人的な評価も、正直普通といった感じですね。
一応丁寧に作られているものの、めちゃくちゃ引き込まれるといった作品ではないです。
基本ゲームからのアニメ作品は結構苦戦するんですよ。
【ライザのアトリエ】もその例にもれずといったところでしょうか。
あと気になるのは太ももの描写ですね。
作画自体は悪くはないのですがやっぱりふとももやそっち系の描写が多いので、どうしても二流感がでてる気がします。
まあ逆に露骨すぎて潔すぎますが…。
そんな評価のアニメ【ライザのアトリエ】。
ここまでの内容を見て、感じることをまとめてみました。
一番気になるのが、やはり物語の進行が遅すぎますね。
初回1時間と大枠をとったわりには、本当にチュートリアルでしたし。
このペースではどう考えても1クールでラストまでいけないと思います。
そうなると考えられるのが、アニオリエンド。
一番最悪なパターンですが、最初からこの流れで制作されている気がします。
実際に5話なんかは、完全にアニオリでした。
まあ水着回ということで、露骨なテコ入れ回だしたが…。
ただ内容は結構面白かったので、個人的にはありでしたね。
ただそれが物語のラストとなると話は変わってきます。
先ほども述べた通り評価が決して高い作品ではないので、とても2クールなどは考えられていないはず。
そう考えると嫌な予感しかしません。
この辺りがどうなるかによって、最後まで視聴しない可能性もでてきますね。
ここはガストちゃんを信じるしかありません。
物語が進むにつれて、少し作画崩壊が見られるようになってきました。
前述の5話なんかでも、引き絵の作画が崩壊していたりと少し不安定になっています。
この辺りは深夜アニメの宿命ですね。
ただ今期の派遣クラスのアニメは、そのあたりかなり頑張っています。
やはりアニメにおいて作画クオリティーを維持し続けるのが、一番大事なことだと痛感しました。
そういった意味でも少し心配な流れになっています。
ただライザのふとももと、リラの胸だけは維持でもクオリティーを維持しようとする熱意は感じられますが…。
まあここまで露骨にふとももの描写をねじ込んでいるので、この作画だけは気合が入っているみたいですね。
他の作画も頑張って欲しいんですが。
これからラストに向けてスケジュールもかなり厳しくなっていくと思われます。
せめて現在の作画レベルは維持してほしいですね。
ここまでは正直マイナスな面を上げましたが、もちろんいい点もあります。
その一番がアトリエらしい雰囲気がでていることですね。
正直これには驚きました。
もう少しグダグダになると思っていたのですが、きちんとゲームの世界観が世襲されているのです。
ゲームからアニメにする際に、一番起こりえること。
それが雰囲気と世界観の崩壊です。
それがこの作品にはなく、きちんと世界観が再現されていました。
この時点で制作陣が【ライザのアトリエ】を理解していることがわかります。
恐らくはこの辺りが、普通という評価を維持しているのかもしれません。
あとは世界観に関連するのですが、音楽がやはりいいですね。
ゲームの音楽をそのまま流用するのではなく、きちんとアニメオリジナルにアレンジしているのが好感が持てます。
オープニング曲の【ゴールデンレイ】も普通にいい曲ですし。
ただオープング映像がふともも推しすぎて、曲が耳に入ってきませんが…。
ゲームからアニメに入った人からすると、世界観が維持されていることに好感を持った人も多いのではないでしょうか。
そう考えると、アニメ自体はゲームの販促ではなく、きちんと1本のアニメとして作成されていますね。
結論からいうと、とりあえず継続して見てみようといった感じです。
ライザという強烈なキャラクターが存在しているため、キャラアニメとして見る分には問題ないレベルといえるでしょう。
ただ大きな期待感みたいなものが少ないんですよね。
特に先ほども述べた通り、物語の進み具合が遅いのが不安でしかありません。
ストーリーの展開しだいでは、視聴を止める可能性もあります。
正直【レスレリアーナのアトリエ】発表による低評価の嵐など、現在アトリエシリーズの雲行きが少し怪しくなってきました。
実際事前登録もやっと10万人と、リリースする前から苦戦が予想されています。
こういった状態だからこそ、アニメ【ライザのアトリエ】はきちんと見れる作品として完走して欲しいところですね。
今後の展開に期待しましょう。