1月10日にSteam版がリリースされた【レスレリアーナのアトリエ】。
12月のライザイベントのおかげもあり、一時期は盛り返したように見えました。
そして炎上騒ぎもなくなり一見すると順調だと思われていたレスレリですが…。
今回はそんな【レスレリアーナのアトリエ】の現状について見ていきます。
現状の売上
リリース当初は炎上騒ぎを連発して、色々と話題なっていたレスレリ。
12月にはセルラン12位という躍進を見せて安泰かと思われたのですが…、
残念ながらすぐに200位前後にまで落ち込んでしまいました。
そして売上の方も月1億~2億の間で推移する状態に。
これは正直かなりまずい状況になっています。
そもそも2023年コーエーテクモ決算報告で、ソシャゲに関しての売上言及があったのですがその内容が月20億円のIP作品を展開すると言う者でした。
もちろんこれは株主相手の発表なので、もちろんゲタをはかせまくっています、
ただ少なくとも5億~10億ぐらいの売上は目指していたのではないでしょうか?
うち的にはこの決算報告の内容を聞いて、リリース当初からレスレリの課金がやたら高かったのがなんとなく腑に落ちました。
実際にゲーム自体のクオリティは、コーテーテクモの目指す数字を狙える出来だったと思います。
しかしながら現状のセルランはこのありさま。
なぜこのようなことになってしまったのか?
その原因を見ていきたいとお見ます。
アトリエというコンテンツ
結論から言ってしまうとアトリエというコンテンツはソシャゲに向いていませんでした。
この一言に尽きますね。
これはうち個人の感覚になるのですが、ソシャゲはどうしてもゲーム性よりキャラに依存する傾向が強いと思います。
好きなキャラの新しい衣装に課金し、好きなキャラを育てる。
そしてコーエーテクモは既にキャラ人気があるアトリエシリーズに目をつけ、ソシャゲ展開を行ったのです。
ここが大きな間違いだったんですね。
たしかにアトリエはキャラ人気やギャルゲー要素もあり、一見ソシャゲ向きに思えます。
しかしその中身は全然違いました、
アトリエシリーズはどちらかというと、ガチガチの初心者お断りやり込みハードゲーだったのです。
実際に【ライザのアトリエ】などはたしかに売れましたが、キャラに魅かれて購入した人はゲームについていけずクリアしてない人も多くいました。
ここを完全に見誤っていたのです。
実際にリリースしてから人気の高かった【ライザのアトリエ】【メルルのアトリエ】【マリーのアトリエ】のイベントを乱発しました。
たしかにライザなんかは反応がありましたが、それは一部のキャラ人気が反映されただけで長続きしなかったのです。
むしろアトリエというゲームが好きな人からすると違和感しか感じられませんでした。
たとえば新春一発目に【袴姿マリー】を出してきましたが、セルラン35位がやっとの状態。
ていうか【マリーのアトリエ】というゲームを知っている人からすると、袴姿のマリーは異質感しかありません。
またキャラに関して冷静に見てみると、初期の段階で【コルネリア】や【ウィルベル】といった人気キャラを惜しみなく投入していました。
それでもこの売上状態だったのです。
今後もライザ関係を乱発するライザ砲でなんとか乗り切ろうとするでしょうが、かなり状況は厳しいと思いますね。
そしてこの厳しい状況にバフをかけるかのように、運営のポンコツぶりも加速しているのです。
やっぱり酷すぎる運営
【レスレリアーナのアトリエ】が苦戦している最大の理由はやはり運営がポンコツすぎることでしょう。
数々の炎上をはじめ、ユーザーを逆なでしまくったヤバすぎる運営。
現在では「アカツキレベルだからこんなもんだろ」と完全に諦められている状態になっています。
さらに2023年12月31日には「レスレリ生放送ー収録版ー」という謎ワードまで作り出してしまいました。
生放送なのに収録版ってどういうことですか?
しかもこの中でのアンケートが最悪すぎました。
改善を目的としたアンケート発表とその対策でしたがスッカスカだったのです。
そのうえ新年そうそうガチャに関して、恒常キャラの記載が消すと言う愚かさ満載の悪手を展開していました。
つまりイベントの時にガチャまわさないとそのキャラが手に入りませんよという現状一番やってはいけないことをサラッとやってのけたのです。
本気で現在もめげずにガチャを回している一部のユーザーからお金を搾り取る事しか考えていません。
さすがにこの運営方法では新規ユーザーが集まるわけがないですよね。
ていうか先ほども述べたとおり、アトリエという看板はそこまでの集客力がもとからないのです。
それなのにガチャ周りをさらに改悪するという悪辣ぶり…。
まあ会社の目標金額を考えれば致し方ないかもしれませんが…。
本気で運営は完全に終わっていると思います。
今後の展開
正直今後の展開は厳しいとしか言いようがありません。
実際今回の「生放送-収録版ー」なんて以前なら、ネット上で炎上していてもおかしくない出来事でした。
それがいまや炎上すらしません。
完全にユーザーから見放されたと思います。
さらにあれだけ力をいれていた広報も一気に縮小。
まさに運営自体もレスレリに力を入れなくなった表れではないでしょうか?
おそらく運営も当初の目標値は不可能だと判断したと思われます。
ではこのあとレスレリはどうなるのか?
おそら1周年までは石にかじりついても継続すると思います。
その後1.5周年~2周年の間でサービスを終了するのではないでしょうか?
そしてゲーム自体は改良を加えてコンシューマー展開する可能性があります。
まあコンシューマー化されるのなら、うち的にはアリですが…。
リリース前からいろいろと憶測が飛び交っていた【レスレリアーナのアトリエ】。
ゲームのクオリティーは想定をはるかに上回る出来でした。
その一方で運営のポンコツぶりも想定を上回るものだったのです。
そしてアトリエシリーズというある意味特殊な本質を見抜けずに、キャラ推しのソシャゲーを展開したコーエーテクモ。
いちアトリエファンとしては納得ができません。
今後どうなるかは分かりませんが、アトリエシリーズが無くなることだけは避けてもらいたいです。