10月から始まる2025年秋アニメ。
今クールはとにかく続編モノがとんでもないレベルで放映されます。
「ヒロアカ」や「シングレ」など覇権候補はもちろん、「とんすき」や「嘆きの亡霊」などラノベ系も盛りだくさんで時間が足りませんね。
そんな中、少しマイナーですが、下手すると化けそうな作品も沢山あるんですよ。
今回はそんなダークホース的作品をうちの独断と偏見で4つ紹介していきます。
最後にひとつだけお願いしてよろしいでしょうか

1つ目は「最後にひとつだけおねがいしてもよろしいでしょうか」。
原作は鳳ナナ先生によるラノベで、小説投稿サイト「アルファポリス」発の作品になります。
一応現段階では170万部とラノベではそこそこ売れており、今回満を期してのアニメ化となりました。
この作品ですが一言でいってしまうと悪役令嬢モノです。
しかも展開もお馴染みの婚約破棄から始まり、逆襲するテンプレのような「ざまぁ系」になるんですよね。
もうこれを聞いただけで見るのが嫌になる人も多いでしょう。
たしかにストーリーや内容はベタベタすぎるんですが、この作品はそのマンネリ化を破壊するとんでもない隠し要素があるんですよ。
それが主人公のスカーレットというキャラ。
彼女は普通の悪役令嬢ではありません。

なんと全て拳で解決するというとんでもくヤベー人物なんです。
この設定が滅茶苦茶面白んですよね。
PVでもおもいっきり貴族の顔面に拳を叩きこんでいて、思わず吹いてしまいました。
この作品のキモは少女漫画風の作画から繰り出されるスカーレットの鉄拳制裁というギャップにつきます。
実際にスカーレットは今までの悪役令嬢とは一線を介しており、そのキャラ特性設定が嵌る人にはド嵌りするんですよ。
現段階ではそれほど話題に上がっていない「最後にひとつだけおねがいしてよろしいでしょうか」。
うち的にはかなりのオススメ作品になります。
グノーシア

2つ目は「グノーシア」。
これは2019年にゲーム制作サークル・プチデポットにより開発されたゲーム作品になります。
いやー、まさかこれがアニメ化されるとは思いもよらなかったですね。
ゲームとしてもかなりマイナーだったので正直驚きました。
内容的には人間を消してしまう存在「グノーシア」が人間に化けてもぐりこんだ宇宙船で、主人公がその排除を行うというものになります。
これ簡単に言ってしまうと人狼ゲームですね。
そこに主人公が必ず1に目にタイムリープするというSF要素をミックスし、謎を解いてく形の作品です。
正直、かなり人を選ぶ作品には違いありません。

うち的にはゲーム自体は面白かったので少し気になっていたんですが…PVのクオリティがヤバくないですか。
滅茶苦茶作画が奇麗でキャラもとんでもなく魅力的になっているんですけど。
しかもこれよく見たらシリース構成と脚本が花田十輝さんじゃないですか!
うちはこの人の作品は「ローゼンメイデン」の時から大好きで、最近なら「宇宙より遠い場所」や「メダリスト」で大ヒットを炸裂させていました。
もうこの時点で見るしかないでしょ。
というわけでうち的には秋アニメのダークホースとして一番期待している「グノーシア」。
これはかなり楽しみです。
終末ツーリング

3つ目は「終末ツーリング」。
これはさいとー栄先生による漫画で、2020年よりKADOKAWAの「電撃マオウ」にて掲載されている作品です。
内容的には滅びた世界を2人の少女がバイクで旅する、異色ツーリング作品で「キノの旅」とかに近い作風ですね。
まあこの時点で見るしかないでしょう。
そもそもうちの中ではタイトルに「終末」と付いている作品は見ることにしているので。

こちらもPVを見させてもらったのですが、うちが思い描いていた世界観そのものでした。
荒廃した文明が自然に飲み込まれていく書き込まれた背景。
そこに少女2人のバイク旅行。
ひかえめにいっても満点のシチュエーションでしょ。
制作会社も「陰の実力者になりたくて」のNexusなので、まあ作画崩壊はないでしょう。
というわけでこちらも秋アニメオススメの1つとなります。
永久のユウグレ

最後4つ目は「永久のユウグレ」。
これは「P.A.WORKS」によるオリジナルアニメ作品になるのですが、なかなかに賛否つけがたいんですよね。
内容は200年のコールドスリープから目覚めた主人公が、勝手の恋人とそっくりなアンドロイドであるユウグレと放浪の旅をするというもの。
いわゆるSFラブロマンスってやつですね。
「P.A.WORKS」のオリジナルアニメといえば、お仕事系の話やほのぼの系のイメージがあるのですが、今回はある意味「P.A.WORKS」らしくない作品になっとります。

正直この今までになり路線がどうなるのかまったく予想がつきません。
それでもうちは「P.A.WORKS」のオリジナルアニメというだけで見る気満々です。
以前ほどのメガヒットはないものの、「日々はすぎれでど飯うまし」や「真夜中ぱんち」に「アキバ冥途戦争」など大外れがないのも事実なんですよ。
そういった意味でも「P.A.WORKS」の新境地となるこの作品は、見逃すわけにはいかないでしょう。
最後は制作会社が好きというだけで見ることにした「永久のユウグレ」。
もしかすると化けるかもしれませんね。
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