いよいよ放送が始まる2025年秋アニメ。
ところがここにきてとんでもない状況になっとります。
なんと連続で放送延期が発表されるアニメが続出しているんですよ。
しかもその数5作品!
中にはうちが楽しみにしていた作品も…。
今回はそんな残念すぎる発表をくらった作品について見ていくことにします。
放送延期となった5作品

なかなか衝撃の展開となった2025年秋アニメ。
現在放送が2026年に延期されたのは、「対ありでした。」「姫騎士は蛮族の嫁」「とんがり帽子のアトリエ」「異世界マンチキ」「勇者系に処す」の5作品になります。
ていうか、これなかなかエグくないですか?
正直制作会社的に少し心配な作品もある事にはありましたが、サクっと放送延期になるとは思ってもいませんでした。
しかもその中でも「とんがり帽子のアトリエ」は覇権候補に挙げる人もいた作品。
色々な意味で衝撃が走った人も多かったのではないでしょうか。
ただこの放送延期はある意味起こるべくして起こったと言わざるを得ません。

昨今のアニメの放送数はどう考えても異常すぎます。
特に収益をあげやすいラノベ作品のアニメ化に傾向して以降、あきらかに業界が疲弊しきっていました。
事実、夏アニメのクールでも放送延期が続出していましたし、「ささ恋」のように最悪すぎる結末を迎えたアニメだって存在しています。
やはりここら辺りで制作本数を絞るなどの対策が必要なのではないでしょうか?
でないと今後も今回のようなケースが続出していくでしょう。
正直うち的には時間がないあまり作画崩壊したような作品が出されるなら、思い切って放送延期してくれた方がありがたいと思っています。
それでも楽しみにしていた作品が延期されるのは辛いですね。
この辺りはアニメ業界の大きな問題として取り組む時期がきたと思います。
というわけでここかららはうちがショックを受けた放送延期作品を紹介していくことにしましょう。
対ありでした。

今回の放送延期で一番驚いたのが「対ありでした。」ですね。
これは江島絵理先生による漫画作品で、KADOKAWAの「月間コミックフラッパー」にて連載されています。
内容はお嬢様が格ゲーをするという作品で、ある意味ニッチなテーマと言えるでしょう。
ただこの作品はゲーム会社のカプコンが全面協力を発表し、現在大人気の格ゲー「ストリートファイター6」の映像がガッツリ使われることが決定していました。
もうこの時点で激アツですよね。
うちはストⅡ現役世代ですから、近年の格ゲーブームにはにっこりしていました。
そういった意味では原作は読んだことはありませんが、かなり楽しみにしていたんですよ。
しかもこまめに情報も発信されていて、主人公の使用キャラなんかも公表されたばかりでかなり驚きました。
それにこのお嬢様が普通なら考えられないジャンルにハマる系の作品は、うち的にも大好物だっただけに残念感がマシマシになっとります。
しかしここまで大々的にカプコンが全面協力する時点で、下手なクオリティで出すことができないのも事実。
そう考えると放送延期は英断だったと言えるかもしれませんね。
とんがり帽子のアトリエ
おそらく「対ありでした。」よりも衝撃を受けた人が多かったのが、「とんがり帽子のアトリエ」の放送延期でしょう。
これは白浜鴎先生による漫画作品で、講談社の「月刊モーニングtwo」にて連載されています。
内容は魔法使いに憧れる少女ココを主人公としたファンタジー作品になるんですが、これ原作の描写がヤバいことで有名な作品なんですよね。
とにかく魔法を発動させる魔法陣の細かい書き込みや背景の丁寧さなど、一部ファンの間では神作品と称されていました。
事実、発行部数も550万部を突破し、日本だけではなんくスペインや韓国でも賞を受賞している作品になります。
この作品は2016年から連載を開始しており、その緻密な作画からアニメ化は無理といわれていたんですよ。
だからアニメ化が発表された時には一部ではお祭り騒ぎになるなど、滅茶苦茶期待されていました。
ただ発表された時から1つ不安材料があったのも事実で、それが制作会社になります。
今作を手掛けるのは「バグフィルム」という新進気鋭の制作会社なんですが、すでに1回やら化しているんですよね。

それが記憶にも新しい「ゾン100」です。
この時点でピンと来た人も多いと思いますが、「ゾン100」で大失敗した会社なんですよ。
ぶっちゃけこの会社の作画クオリティはかなり高いです。
事実「ゾン100」も作画や構成に関しては非の付け所が無い出来でした。
ただ納期割れを連発しまくって、放送延長を乱発してまったんです。
さすがにアニメのクオリティが高くてもここまで放送が延長されまくると熱もさめてししまい、最終的に「ゾン100」も失敗という形になってしまいました。
本来なら2期の制作があってもおかしくない作品だったの…。
そんな不安の中、今回まさかの放送延期が発雹されました。
もうこの時点で不安度MAXですよね。
ただ下手に放送して延期を連発されることを考えれば、この放送延期はプラスに考えることもできるでしょう。
実際にPVを見る限りではとんでもない高クオリティで、「とんがり帽子のアトリエ」の世界観を見事に再現していました。
そう考えると延期した分、ほぼ完パケした状態で放送をして欲しいですね。
今回の放送延期ラッシュは正直残念ですが、その分素晴らしい作品を生み出してくれることに期待しましょう。
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