日常

いきなり入院生活⑤ 起き上がっての生活

【脊椎損傷】

衝撃的な言葉に自暴自棄に・・・。

別に事故にあったわけでも無いのに。

なんとか前を向くようにするしかないです。

会社への報告

流石にこの状況は会社に説明しないとマズイと思い連絡する事に。

昨日医師から伝えられた内容を説明しました。

取り合えず治すしかないから、治療に専念するように言われました。

たしかにまだ細菌も体内に残っており、病気自体も完治していません。

ただ職務上あまり長い間仕事をあけると厳しいのは承知しています。

会社も一応言ってくれているだけで現実は理解しています

なんとか6月中に退院出来るようにしたいと考え、作業療法士の方に相談するも正直奇跡が起きないと無理と言われました。

脊髄損傷の入院期間の上限はなんと150日

そして半年経っても状況が変らない場合はなんと障害者認定されるそうです。

相談すればする程絶望的な答えしか返ってきません。

取り合えず会社には有給を全部使用する話でひとまず終わらせました。

本来会って話するべき事なのですが、コロナのせいで親族以外の面会は禁止。

病院はクラスターの可能性が高いのでどこよりも対策は厳しいです。

そういった意味でもタイミングも悪かったです。

めげずにリハビリ

といっても現状リハビリするしかないです。

作業療法士のリハビリは相変わらず片足立ち。

更にステップアップして、段差を登る練習に。

これ平行棒を持てば楽勝なんですが、片手を離したりするとかなりキツイです。

右足に関しては両手でも上がるのがやっと。

しかも異常に体力が無くなります。

精神的に落ち込んでいるのもあり、地獄のようなリハビリです。

1,2回やったら5分休憩。

確かにこれでは半年かかると本気で思いました。

一応ベッドでも膝を立てる練習と右足を開く練習をやるように言われました。

少しでもこの状況から脱出したいために必死で自主練習し続けるしか無いようです。

歩行器

理学療法士のリハビリも平行棒での動作です。

相変わらず疲れて息があがりますが、普通にノルマをこなせるようになりました。

実際右足の膝折れも殆ど起こらなくなり、横歩きも出来るレベルにまで回復しました。

そこで6月に入ったこともあり【歩行器】での練習を行う事に。

今までは動かない平行棒に捕まっての練習だったのが下がキャスターに。

これだけで安定感が全然違います。

何とか両手と左足で踏ん張ってようやく歩けるレベル。

完全に歩行器に体を預けており、背筋を伸ばせて立つ事が出来ませんでした。

一応慣れもあるとの事ですが正直ヘコミました。

それでも数日回数をこなすことでなんとか歩けるように。

しかし体力の減り方は平行棒の比ではありません。

こちらも10メートルほど歩いたら車いすで休憩の繰り返し。

約2週間寝たきりだっただけでここまで体力がなくなるとは・・・。

体力は食べ物と寝たきりの時間を少しでも減らすようにするしか無いそうです。

厳しいな。

体を起こして生活

基本ベッドでの生活なので横になったままです。

これでは全く進展しないと思い日中は極力リクライニングにして生活するように心がけました

ただ右足が思うように動いてくれないので正直悪戦苦闘です。

後、じっと座っているのは苦痛なのでレンタルでTVを借りてそれを見る事に。

1か月8,800円という暴利のレンタル料

もともと横になって寝るかスマホをいじるぐらいしか出来ていなかったのでTVの登場は入院生活でも革命的です。

実際体を起こす時間帯が増えて少しづつリハビリにも効果が出てきました。

更にベッドから足を出して座れるようになりました。

5分ぐらいで座れなくなりますが、それでもかなりの進歩です。

やはり気を紛らわせるものは必要だったのですね。

ただ就寝時間が21時なので強制的にそこで切られます。

厳しいな。

それでも少しづつ現状を受け入れ前向きに行動出来るようになりそうです。

 







 

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