今回は【アーランドシリーズ】3作目【メルルのアトリエ】を紹介します。
この作品は【アーランドシリーズ】の総決算ともいうべき作品。
ゲーム評価も非常に高い作品です。
お馴染みのキャラ魅力も満載。
伝説の【ロリナ】ちゃんも・・・。
それでは独断と偏見に満ちた考察を始めていきます。
メルルのアトリエとは?
2011年6月23日にPS3用ソフトとして販売されたのが【メルルのアトリエ】。
アトリエシリーズ正規ナンバリング13作目。
正式名称は【A13 メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~】です。
タイトルから分かるように【アーランド】シリーズの3作目になります。
一時期は【オワコン】とまで言われていたアトリエシリーズ。
【ロロナのアトリエ】から始まる【アーランド】シリーズにより一気に復活を遂げるのです。
今作はそんな【アーランド】シリーズの集大成。
初週売り上げ82,000本。
最終的には廉価版やリメイクを合わせると200,000本超えました・・・。
これは【ライザのアトリエ】が出るまでアトリエシリーズ歴代1位の売り上げ本数なんです。
凄いですね。
ただ後述しますがこの作品はアトリエシリーズにとっても色々と転機をもたらす作品となってしまいました。
そんな【ルルアのアトリエ】の内容を見ていきます。
メルルのアトリエの内容
今回の主人公はなんとお姫様。
前2作の舞台となった【アーランド共和国】に併合される予定の小国【アールズ王国】のプリンセス【メルル】。
彼女は【アールズ王国】の大使として訪れていた錬金術士【トトリ】と出会います。
錬金術の魅力に取りつかれた彼女は押しかけるように弟子入り。
当然王様は大反対。
そこで3年以内に錬金術を使って国を発展させないと錬金術を辞めるという条件を突きつけれれます。
そして3年以内に国の人口を3万人以上にする。
といったお話。
今までのアトリエシリーズは言い方は悪いですが、素朴な少女が多かったのでこの設定は当時びっくりしました。
そして目的は3年以内に錬金術で人口を3万人以上にするというもの。
明確な目的がありますが、基本的な流れは【ロロナのアトリエ】同様にクエストメインになります。
時間制限がありますが【トトリのアトリエ】程シビアでは無く結構人口3万人は達成出来るんですよね。
ただその後期間が5年に延びて・・・。
こちらも1週目でトゥルーエンドは厳しい作品ですね。
メルルのアトリエの特徴
人口を増やすといってもそんなに難しくないです。
今作のテーマーは国の発展。
錬金術を使って色々な場所を開拓していく流れになります。
これが結構爽快感があって面白いんですよね。
錬金術で開拓道具を作ったり、開拓地に出現するモンスターを倒したりと。
開拓が進むと【王国ランク】が上がっていき、今までのアトリエシリーズとは少し違った達成感が味わえます。
ゲームシステムは基本前作を完全世襲。
ただアイテムや特性の種類が思いっきり増えているので、やり込み要素や中毒性は更に上昇しています。
今作の大型建造物調合はなんと温泉を引く為の道具となかなかぶっ飛んでます。
戦闘も前作同様にテンポが良いターン制バトルを採用。
【トトリのアトリエ】でシステムはかなり絶妙に構築されていたので、下手に触らずにそのまま世襲したのが非常に良かったと思います。
メルルのアトリエの魅力と事件
今作のハマリポイントはなんといっても開拓です。
このシステムは歴代アトリエシリーズの中でも屈指の名案でした。
なので純粋にゲームを進めていってもストレスが非常に少なかったのを覚えています。
そしてもちろんお馴染みのキャラ達も。
【岸田メル】氏が描くキャラが勢ぞろい。
【アストリッド】さんも復活。
しかし彼女のせいで【ロロナ】は・・・【ロリナ】になってしまいました。
なんか凄いな。
もちろん百合要素も大量。
今主人公の【メルル】と幼馴染でメイドの【ケイト】との間でアーランドシリーズお約束の喧嘩イベントも。
そして今作からDLCコンテンツが配布され、【マナケミア】以来【パメラ】さんがパーティーキャラとして参戦したりしました。
ただちょっとやりすぎたみたいでCEROに引っかかってしまい、全年齢対象作品から12歳以上対象作品になってしまうのです。
【メルル】の好物がキノコであったり、結構きわどい一枚絵なんかも多くて処罰されてしまいました。
まあ、【岸田メル】氏はやましい絵を描いた記憶は無いと断言していますが・・・。
いつものノリですね。
結局この事態を重くみた販売会社【ガスト】は【コーエー・テクモ】の傘下に加わる事に。
以前からアトリエブランドに目を付けていた【コーエー・テクモ】の誘いに乗る形となりました。
まあ一応は現在でも社内での独立ブランドとして活動しているので、【コーエー・テクモ】自体も【ガスト】ブランドを大事にしているのは伝わります。
そういった理由から実は【メルルのアトリエ】は、株式会社【ガスト】としては最後の作品となってしまうのでした。
まとめ
今回は【メルルのアトリエ】を紹介しました。
色々と問題が発生してしまいましたが、作品としてはやはり良作と言わざるを得ませんね。
うちの個人的採点は100点満点中90点です。
正直キャラ数が増えすぎてキャライベントが多すぎたのが残念。
特に2週目とかは結構胃もたれしたのがマイナスポイントでした。
一応個人的採点は
ストーリー | ★ ★ ★ ★ ★ |
---|---|
システム | ★ ★ ★ ★ ☆ |
難易度 | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
中毒性 | ★ ★ ★ ★ ★ |
オススメ度 | ★ ★ ★ ★ ★ |
と言った感じですね。
是非参考にしてみて下さい♪