放送前から豊作と呼ばれていた夏アニメ。
どの作品も前評判通りの高スタートを切った感じがしますね。
ただ今クールの凄いところは話題作だけではありません。
放送前はほぼノーマークだったのに滅茶苦茶面白い作品がゴロゴロしていました。
今回はその中からうち的にオススメの作品を3つ紹介していきます。
あくまで個人の感想になりますのであしからず。
クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者

1つ目は「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者」です。
ぶっちゃけこの作品知っている人いますか?
うちは全く知りませんでした。
なぜなら媒体がLINE漫画の作品で、失礼ですがメジャーとはいえない漫画なんですよね。
タイトルも特に惹かれるものもなく、特に見る予定には入っていませんでした。
ただ本当にたまたま配信でやっていたのをながら見していたんですがこの作品ヤバすぎます。
めちゃくちゃ王道のダークファンタジーで完全にやられました。
しかもこれよく見ると声優陣がかなり豪華なんですよ。
その声優陣の演技も相まって、いつのまにか世界にひきこまれることに。
![TVアニメ「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-」PV第1弾より。 - 「クレバテス」は2025年放送 赤子のルナ役に会沢紗弥、キービジュアルも公開 [画像・動画ギャラリー 6/7] - コミックナタリー](https://i0.wp.com/ogre.natalie.mu/media/news/comic/2024/0702/clevatess0702_3.jpg?ssl=1)
内容的には魔獣王クレバテスを討伐すべく13人の勇者が立ち向かい全滅するというところから始まりハイデンという種族が滅ぼされるとう展開が繰り広げられます。
そこでなぜかこのクレバデスが自身が滅ぼした国の赤子を育てるという展開になるんすよね。
もうこの時点で面白いんですけど。
その赤子を育てるために勇者で唯一女性だったアリシアを蘇らせて、2人で冒険をしていくというお話。
これがまあ予想以上に面白い。
第一話を見た後、すぐに続きがみたくなりました。
しかもこの第一話なんですけど、なんと1時間枠だったんですね。
ぶっちゃけ体感10分ぐらいだったんですけど。

さらに第2話ではこれでもかというぐらいの鬱展開が炸裂。
奴隷のネルという女性の救いの無さにこれまたひきこまれてしまいました。
やっぱり悠木碧さんの演技力半端ねーっす。
作画も今のところ問題なしで、むしろ戦闘シーンはうちごのみなのも良き。
このLay-duceという制作会社はあまり詳しくしらなかったのですが、ボンズの系統みたいですね。
そりゃいい作品になっているわ。
ぶっちゃけ現在のところ今クールで一番続きが気になる作品といっても過言では無い「クレバデス」。
まだまだ知名度も高くなく人気も爆発しているわけではないですが、うちの中では断トツのダークホース作品だと言えるでしょう。
Turkey!

2つ目は「Turkey!」になります。
こちらの方は今結構話題になっていますよね。
それもそのはずでこれ内容がぶっ飛びすぎてるんですよ。
アニメ自体はタツノコプロのBAKKEN RECORDとポニーキャニオンによる共同制作によるオリジナルアニメになります。
基本、うちはオリジナルアニメは全部第一話は見るようにしているので、こちらもサクっと視聴させていただきました。
内容的にはタイトルにもなっているとおり、ボーリングが主題となる作品です。
女子高生のボーリング部が困難に立ち向かい友情を育んで行く青春群像劇。
雰囲気的には「響け!ユーフォニアム」のような印象さえ受けました。

実際に冒頭から真剣にボーリングをやりたい子と楽しみたいだけの子との間で軋轢がうまれるなど、ある意味王道の展開を突っ切っていました。
これはこれで今クールの青春群像枠だな…と思っていた時期が私にはありました。
第1話の最期でいきなりボーリングの玉が光って次元に吸い込まれるという謎展開が発動。
そして第2話では戦国時代にタイムスリップというななめ上をいく内容になってるんですよ。
これあまりにも設定が予想外過ぎてしばらく思考が停止しました。
しかもボーリングで野武士を倒しているし…。
逆にここまで振り切ると色々と気になるところが多すぎて引き込まれてしまいますね。
実際に普通にアニメとして面白いのもポイントが高いです。
オリジナルアニメということで、先の展開もほとんど読めない今作。
このあとどのような内容になっていくのか、色々な意味で楽しみでしかありません。
フードコートで、また明日。

3つ目は「フードコートで、また明日。」です。
最初にいっておくとこのアニメは滅茶苦茶人を選ぶことを覚えておいて下さい。
なぜならアニメ自体なにも起こりません。
控え目にいっても凄い作画や演出がある訳でもなく、本気でなーんにも起こらないのです。
内容も普通に女子高生2人がだべるだけ。

ただこのだべるだけなのが面白いんですよ。
黒髪・清楚なお嬢様っぽくていつも浮いてる和田って子と、金髪・黒ギャル風でやたら圧がある山本って子が本当にどーでもいい話をするだけのアニメなんです。
そこに何の生産性もないんですがそれがなんとも言えない味をだしていて、頭を空っぽにしてみれるんですよね。
なんかこういうのがアニメだなーってしみじみ思いました。
実際にこの超ゆるい雰囲気が受け入れられたのか、結構話題になっているのがまたウケるんですけど。
謎の中毒性のあるこの作品。
まだ見ていない人は騙されたと思って、一度見てみることをお勧めします。