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2024年秋アニメ、意外に面白い作品は?

ようやく各作品が半分以上放送された2024年秋アニメ。

このクールは続編ものが多いこともあり、当初の予想通り安定した面白さがありますね。

特に「リゼロ」や「ダンまち」なんかは原作でも人気が高いエピソードだっただけに、かなり満足度が高い作品に仕上がっています。

そんな中、当初はそれほど興味が無かったのに、知らない間に見続けてしまっている作品というのも存在していました。

今回はそんな意外と面白いオススメ秋アニメを3つ紹介したいと思います。

ぷにるはかわいいスライム

ぷにるはかわいいスライムのアニメ配信はどこで見れる?無料の ...

まず最初に紹介するのが「ぷにるはかわいいスライム」です。

一見すると女児アニメのように見えるこの作品。

それもそのはず、原作はウェブコミック配信サイト「週刊コロコロコミック」で連載されている作品なんです。

コロコロコミックといえばだれもが一度は聞いたことがある有名雑誌。

そのターゲット層といえばやはり若年層になるのですが、この作品は少し毛色が違っていました。

児童向けにしてはラブコメがメインになっていて、そこにコロコロらしいギャグを放り込んだ内容になってるんですよ。

TVアニメ「ぷにるはかわいいスライム」第4話より。 (c)まえだ ...

これがなんともいえないクセになる塩梅で、ギャグのテイストもどこか懐かしくすんなり受け入れてしまいました。

当初は1話切りする気満々で見ていたんですが、気付いたら継続している状態に。

この作品詳しく知らなかったんですが、「次にくるマンガ大賞2022」Webマンガ部門で第4位だったんですね。

言い方は悪いですが、コロコロ作品で4位って地味に凄くないですか。

実際にこの作品かなり完成度が高いと思います。

内容的にはぷにるという人間の感情をもったスライムが変身能力を使いながらドタバタを繰り広げる作品なんですが、そのやりとりや微妙にストーリー性を持たせた内容が本当に面白くクセになってしまいました。

どうしても作画やノリ自体は子供向けアニメになるので合わない人には合わないかもしれませんが、こういった作品が1つでもクール内にあるのはいいですね。

絵柄だけで敬遠していた人は、是非一度見ていることをオススメします。

魔王2099

アニメ 魔王2099 公式|毎週土曜24時放送中 (@2099_anime) / X

2つ目は「魔王2099」

今作は2021年1月から富士見ファンタジア文庫で連載されているラノベ作品で、第33回ファンタジア文庫大賞受賞作品になります。

申し訳ないですがこの作品全く知りませんでした。

アニメ放送に関してもそんなに告知がされていたわけでは無く、完全にノーマークで見るつもりもなかったんですよ。

ただ知り合いに勧められて見て見たんですがこれはヤバイですね。

滅茶苦茶面白くてビックリしました。

内容的にはどこにでもある魔王復活系の作品なんですが、復活した時代がネオンきらめくサイバーパンクの世界というぶっとんだ設定なんです。

魔王と臣下 - STORY | アニメ『魔王2099』公式サイト

そこでかつての力を失った魔王が、いわゆるユーチューバーで信仰を集めるという流れ場面白過ぎました。

かといってギャグではなく、この設定をシリアスに展開させるというとんでないことをやってのけているのです。

うち的には昨年見ていた「LV1魔王とワンルーム勇者」と少し似ている感じがしました。

まあ世界観や作画は全然違いますけど。

ただ見ていて少し気になるのが4話目あたりから作画がちょっと怪しくなってきました。

製作を担当しているJ.C.STAFFは「ダンまち」をはじめ、今クールは下請けも合わせると9作品も請け負っているんです。

さすがにこれはキャパオーバーしている気がしますよね。

おそらく「ダンまち」とかはすでに完パケしていると思われますが、この「魔王2099」や「株式会社マジルミエ」あたりは嫌な予感がします。

まあ信頼度の高い会社なので、大崩れはないと思いますが…。

面白い作品なので、是非最後までやりきってほしいですね。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える

TVアニメ『最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを ...

3つ目は「最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える」。

この作品はいわゆるなろう系のラノベ作品で、発行部数100万部突破している知る人ぞ知る作品になります。

正直に言ってしまうともうタイトルからしてあまり見たくない作品ですよね。

その予想通り1話目を見た瞬間、ありきたりのなろう作品だったためそのまま切る予定でした。

ただたまたま2話も流れで見たんですが、あまりにも内容が急変していたんです。

最凶の支援職【話術士】』第2話 パーティ資金を横領し、帝都から ...

1話では全く見られなかった心理戦が描かれていて、主人公がどちらかというとダークヒーロ的なタイプだったことが判明するなど怒涛の急展開が繰り広げられたのです。

ぶっちゃけ1話目と内容が違い過ぎて同じ作品かと見直したほどでした。

内容的にはよくある最弱系のキャラが頭を使って成り上がる作品ですが、そこに話術という心理要素が加わり独特の世界観を生み出しているのです。

正直作画や戦闘シーンは他のファンタジー作品に比べると弱いですが、これはこれで面白いと思いました。

おそらくうちと同じように1話で見るのを止めた人もいるかと思いますが、これ2話以降本当に面白いんですよ。

ぜひ1話切りした人やまだ見ていない人は一度視聴することをオススメします!







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